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あとがき

と、言うわけで。
マリエルの長い旅。その行き着く先はセラさんエンドでした。
まぁ、順当に行ったかな…と思います。ずっと一緒だったしね。

セラさんの微妙な言い回し、「マリエルが一緒にいればそれでいい」っぽくも聞こえますが、私の手にかかればそれも単なるツッコミの対象にしかならないわけで(笑)。
私にはラヴラヴは向きません。しかも片方は自分がやってたキャラなわけだし。無理。ラヴラヴ未満にすらなってないよなこの2人。
「屈折した2人パーティー」って事で。

 

バイアシオン大陸での2年間。楽しく過ごせました。
最初のうちはヘボにも程があるようなマリエルも、最後にはカミサマを倒すほどになってしまいました。
オルファウスさんの最後の言葉を聞いて、「わぁ、メガテンのニュートラルエンドだ!」とか思ったのは私だけでしょうか? 結構いると思うんだけどなぁ。

 

読み返してみると、結構無駄な移動を繰り返していますね。
まぁ、移動先に好みの仕事があるかどうかなんて、わからないと言えばそれまでなんですが。
そして、2年を通して、ロストール側についてました。あるイミ偶然なんです。最初にロストール側についたんで、後はもう、そっちで突っ走ったというか。ちょうど大陸の南側にいる時に戦いが起きる事が多かったしね。
更に、ゼネテスさんとやたらと仲がよかったのも理由かなぁ。
会いに行きやすい所にいるんだよねゼネテスさん。
途中まではアイリーンもそうだったんだけど、いつの間にかぜんぜん会えなくなって、久しぶりに会ったと思ったら戦場で、だし。そら逃げるわ。
つか、イベント戦闘だと思ってたから、逃げられるとは思わなかったよ…。

確か、最後の猫屋敷で確認した所、アイリーンゼネテスさん、セラさん、フェティさま、ルルアンタの5人と「ヤバイくらい盛り上がってる」状態でした。
ナンダヨマジで固定メンバーと前の2人だけじゃん…。いいけどさ。
結局、パーティーの入れ替えも全然しませんでしたしね。
他のキャラのイベントなんて、軒並み見てません。もったいないなぁ。
まぁその辺は、次回以降に回すという事で納得しておきましょう。

 

では、マリエル、お疲れ様でした。今度は別の物語で会おうね!

おわりとはじまり

ここは、ミイス

 

あの日、崩れた神殿前にたたずむセラさん。
私はこの先、セラさんと一緒に旅をする事になりました。
セラさんがこの先探す、「姉さんよりも大きな物」を、一緒に探す事になったようです。(ヒトゴト)
私に向かってセラさんは言う。

   「それが何かはわからない」

ハイ?

   「だが、お前が一緒なら必ず、
    そこにたどり着ける。
    …そう。お前さえ、一緒にいれば…」
   「…セラさんごめん。
    ちょっとツッコミ入れていいかな?
    つまり、セラさんは、
    姉依存をやめて、私依存に切り替えた
    って事で、OK?」

(無視された。うーん、セラさん今、軽く語り状態に入ってるなぁ)

私達はその場に「忘却の仮面」を残す。

   「言わば、ささやかな祝いの品だ。
    それにこれくらいの面倒は掛けてもかまうまい」
   「…そ、そうなの?
    アニキはまず、これを見つけるところから始める事になるんじゃ…。
    曲りなりにもこれ、闇の神器なんだけどなー」

(また無視された)
セラさんは神殿を見上げる。

   「…さらばだ。
    お前もさよならを言っておけ」
   「うん。
    じゃあね、アニキ、シェスターさん。
    頑張って神器を守ってね。つか…
    『頼りにしてるぞ、アニキ!』」

 

あの日と同じように、私たちはこの村から2人で旅に出る。
あの時と同じ、「何か」を探す旅に。
その道が何処に続いているのかは、まだわからないけれど。

 

この旅の中で、私も。
何か大きな物を、探せると、いいな。

1203年 10月

2日

未開の森からワッシャー砦へ。

 

ヒルダリアさんに、闇の門の島について聞いてみました。

   「あそこには、人を寄せ付けない
    何かがあるのよ」

うん、あるだろうねぇ。
でも今から、そこに行かないといけないんだな。

船で送ってもらいました。

 

8日

セラさんに連れられて、エンシャントで冒険者登録をしてから、2年が過ぎた。
私は今、あの、まだ何もわからなかった頃に「生ける伝説」だと思っていたネメアさんを助けに行く。
闇の門の島
雑魚を蹴散らし、奥へ奥へ。
ヒルダリアさんの言っていた、隕石が落ちたような穴まで来た。ん、中に何か、見える…?
飛び込んだ先は…。ここ、あの城塞都市跡で飲み込まれた時に行った場所? 似てるだけ?
そこそこ強くなった(でもまだ雑魚扱い)敵たちを蹴散らしつつ、奥まで進む。
最奥の魔方陣に飛び込むと…。

   「やぁ、いらっしゃい。
    待っていたよ、マリエル」

うわ、シャリさん! 何でこんな所に。
…え、ネメアさんを助けに来た?
やだなぁ…また何かウラがあるんでしょ。

   「でも、もういいや。
    ネメア、いらなくなっちゃった」

ナンデスト!? ウラどころか何もなくなっちゃいますか。でも何でよ。

   「マリエル、君がいるからね」

ハァ? 何で私がいるとネメアさんを助ける必要がなくなるのさ。
いきなり、謎の力が私の動きを封じる。な、何コレ!?

   「さぁ、儀式を始めようか」

何でじゃあ!
とりあえず説明しろー! そして離せぇ!(じたばたじたばた)

   「ウルグはネメアに降臨する。
    僕もそう思っていたよ。
    マリエル、君は強くなりすぎたんだ。
    ウルグはネメアより、君がいいってさ」

知るかぁ! そんなの聞けるか、私は嫌じゃ。いいから離せぇー!(じたばたじたばた)
(ぜんぜん盛り上がらないな。マリエルのキャラがこれでは(笑))

…あれ、何か静かになった。シャリさんの予想外っぽい。
神器の一つがいきなり輝き、そこから現れたのは…お、オルファウスさん!
魂吸いの指輪に自分のソウルを封じ込めていたんだそうだ。…あぁ、アレってそういうイミだったんだ!
おかげで一応、儀式は失敗。助かった…。
どうでもいいけど、誰か起こして。この倒れ方はちょっと…。
(こっちに足を向けて、うつ伏せに倒れてます。彼女のカッコがアレなだけに、もう、ね)

   「ここから抜けたら
    エンシャントにおいでよ」

シャリさんはそう言って、消えた。

 

―――私の心の中では、私と、私の姿をしたウルグとの戦いが。
負けたら私、この体から追い出されますか。…って、ナンデストー!?
これはさすがに負けられません。頑張ります!
…つか、私のコピーなんだもん。殴られたら反撃が来るだろうし、それは無駄に痛そうだし…。
(実際4回やり直した(笑)。勝てねぇ)
…一か八か…「タナトスエッジ」!(即死系特技)
き、決まった…!(いいのか破壊神にこんなの効いちゃって)
何とか倒せたよ。
ウルグは私の中から消え去った。

 

   「ウルグさえ消えれば
    あの子は自力で戻って来れますよ」

オルファウスさんは言う。え、いいの? 助けに行かなくても。
なんだかなぁ。

オルファウスさんの力で、私たちは猫屋敷まで、飛んだ。

 

…ん?
ワッシャー砦の海賊さんたち、ちゃんと戻ったかな。
いつまでも待ってたり…しないよね?

 

猫屋敷
決戦の地は、エンシャント
オルファウスさんも仲間になってくれて、心強いよ。

 

9日

エンシャントの前を通りかかる。な、何これ!
エンシャントの外壁がボロボロだ…。
ベルゼーヴァさんが兵士に指示を出している。エンシャントから撤退する、と。
町の中を魔物が徘徊し、とても手が出せないんだそうだ。

   「必要なのは軍隊ではなく、
    勇者だと言うことか」

私たちはベルゼーヴァさんの元へと走る。一体、何があったんですかこれ。
え…?
エルファスさん、シャリさん、ゾフォルさんの3人がやったの? これを?
…むむムキー! 何が楽しゅうてこんな事! 1度ドツかんと気がすまーん!
まかしてベルゼーヴァさん。未来、託されました。
私の後ろに守る相手がいる限り、私は負ける気ないですよ。

 

魔物を蹴散らし(つか、蹴散らせるようなヤツじゃないんだろうなぁホントは)、城の前へ。
…出たなシャリさん。
シャリさんは、いきなり竜を召還。邪竜イシュバアル? って、この前復活させようとしてた竜の事?

   「こいつを倒さないと
    先には進めないよ!」

楽しそうなシャリさん。
…面白いじゃん。倒したろうじゃん!
が。

   「…あれ、誰か来た?」

シャリさん困惑。私たちと邪竜の間に現れたのは…ネメアさんだ! ネメアさんが次元の狭間から帰ってきた!
さすがです勇者。できすぎな位いいタイミングで帰ってきてくれました。

(マリエルは竜殺しの称号を得た)
(…いや…こんな終盤でそんな称号もらってもなぁ)

シャリさんは消えた。謎の言葉を残して。
「役目は、もうすぐ終わる」って、どういう事なんだ?

 

ケリュネイアさんがやってきた。
あぁ…ネメアさんと顔を合わせた途端に兄弟ゲンカ…(ぐったり)
とりあえずケリュネイアさんに後を任せ、城内に雑魚が侵入するのを防いでもらう。
その間に、私たちは中へと走る。

―――って、城内にはリッチさんとかが普通にウロウロしてるんかい!
まぁ、あの頃の私等とは違うんで、さっくり倒して奥へ、奥へ。
行く先には、魔人が3人。こんなのを召還してるのは…ゾフォルさんか?
まぁ、いいけどさ。あっさり倒せるから。(すでに雑魚扱い)
謁見の間へと進もうとしたら…うわ、魔人3人が復活した!
ネメアさんが1人、魔人を食い止める。
私たちは謁見の間へ。
…わぁ、なんだかヒロイックファンタジーのクライマックスみたいだね!
仲間がどんどん後に残って、最終的には主人公とボスの一騎打ちになるの!(黙れ)

 

謁見の間。
王座には、シャリさんとゾフォルさんと…ザギヴさん?

   「あの女、様子が変だ」

セラさんも感じたザギヴさんの異変。
ザギヴさんが苦しみ始める。何がおきたんだ! ザギヴさん! 一体何が…
…。
ザギヴさんを影が飲み込み。現れたのは…マゴス。

倒しは、したけど。
ザギヴさんも、もう、戻ってこない。

シャリさんは消え、ネメアさんがやってきた。
一人この場に残ったゾフォルさんが予言する。私たちの、死を。
必ず当たる、ゾフォルさんの予言。
…じょーだんじゃない。いやぷー。
私、まだ死にたくないんで。全力で行かせてもらいます。

(…あれ、なんだよゾフォルさん。偉そうな事言っておいて、1ターン持たなかったじゃん)

ネメアさんが言う。シャリさんは城を出た、と。
何処いったんだよ、マッタク…。

 

城の入り口ではケリュネイアさんが戦っていた。すげー、あんなでっかいのを1人で倒しちゃうんだ彼女。
彼女の横を通り抜け、エンシャント中を探し回る。何処だ、何処だよシャリさん!
後、見てないのは…魔道の塔と、廃城
行った事ないし、なおかつ怪しいのは、城の方かな。
意を決して、入ると…いた、シャリさんだ!
倒せば後ろの扉が開く、ですか。そういう事なら倒しますよ!

(何だよシャリさんも1ターン持たないじゃん)

   「強くなったねマリエル。
    僕はうれしいよ」

は? 何でだ。

   「僕の役目は、これで終わりだ」

だから何でだ。ちゃんと説明せい!
シャリさんは言う。自分は、「かなえられなかった願いをかなえるために生まれた」と。
そして更に。

   「マリエル。
    君もその願いの一つなんだよ」
   「…ハァ?」

つまり。
世界に破滅を望む願い(これは…エルファスさんの願いかね。邪竜復活関係のを見ると)を、シャリさんはかなえようとした。
そして、世界が危機に陥ったときに現れる勇者の出現を願う人々の思いから、私が生まれ…
え、私、人間じゃないのか? 種族:勇者なのか?
それとも、「誰かが勇者になる」って事が願われて、そのターゲットが、たまたま一般人だった私に決まったって事なのか?
まぁ、どっちでもいいや。(いいの!?)
少なくとも今は、仕方ない。勇者の務めを果たしに行きますか。ガラじゃないけど。

 

扉の奥には、エルファスさんがいた。
さぁ、後はエルファスさんだけだぞ! 何でそんな事願ったんだか知らんが、おとなしくそんな危険な望み、捨てとけ!
…え、1人じゃないの?
何、その「闇の王」と「闇の女王」って。レムオンさんとアトレイア様じゃん。
ひ…ひどいやエルファスさん。自我が無くなるほどの闇の力ってナンダヨ!
確かに(よくわかんないけど)2人はこの世界に絶望してたのかもしれない。でもだからって、自我を失う事なんて、望んでなんかいなかったんじゃないのか? 2人をこんな風に巻き込んだのだって、エルファスさんのエゴなんじゃないのか!?

(2人を、倒して。エルファスさんも…倒す)

レムオンさんとアトレイア様の体。そしてエルファスさんの命。
3つの条件は満たされ、闇の巨人が封印から解き放たれた。
こいつに世界を滅ぼさせるわけにはいかない。連戦だけど…行くぜ!

(結構あっさり)

闇の巨人が倒れる。
…やった! これでもう、大丈夫だ!
自然と笑みがこぼれる。みんなも無事でよかったよ!

   「…さすがですマリエルさん。
    やっぱり勝ち残ってしまったんですね」

突然、この場にいないはずの声が。

   「ノエルさん、どうしてここに…」
   「あなたのおかげで、世界は救われました。」

いやなに、それ程でも。

   「ですが、その代わりに、
    世界は新たなる脅威にさらされています」
   「ハァ?
    ま、まだ何かあるの?」(ぐったり)
   「それは、あなたです」

ぶうっ!

   「それはありえん。
    俺の知っているマリエルは
    そこまでバカではない」

うぅ、ありがとうセラさん。即座に否定してくれて。
でもなんとなくフクザツだよその言い方…。
そうですかノエルさん。結局、戦わざるをえないのね…。
トモダチ(だと思ってる)とは、戦いたくなかったんだけどなー(涙)。

(レイヴンさん…どう考えてもカフィンさんの方がHP危ないのに、やっぱりノエルさん優先で回復なのね(笑))。

ごめんノエルさん。さすがにね。負けるわけにはいかないのよ。
さっきの話の限りだとさ。負け=死、だよね。
私、まだ死にたくないし。
つかさぁ。一応こっちの言い分も聞いて欲しかったなぁ。
私はさ。
私と、私の仲間たち、大陸中のトモダチが好きなわけよ。(もちろんノエルさん達も)
で、そのみんなと出会わせてくれた、この世界が大好きなわけよ。
そんな世界を、守りこそすれ滅ぼすわけないじゃん。ねぇ。
…え?
私が死なないと、カフィンさんとレイヴンさんが、死んでしまう?
だから、ノエルさんは来たんだ。
ナーシェスさん、何でそんなに楽しそうなんだ。そんなに私がキライか。(いやそう言うわけでは…)
その時。
倒れていたレイヴンさんが起き上がり。
レイヴンさんは、ナーシェスさんを、刺した。

   「今の俺は、お前の重荷に過ぎない。
    それは、俺には許されない事なのだ」
   「ノエル…。
    あたしたち、もう、行くわ…」

2人は、消えた。ナーシェスさんと共に。
1人、泣くノエルさん。これは…かける言葉が見つからないなぁ。
そこに、カフィンさんの声が響く。声はノエルさんを慰める。もう泣かないで、と。

 

―――その時。もう1つの声が響いた。
それは竜王の声。あの時聞こえたあの声。

   「竜王様
    私はもう、戦えません」

竜王は、そう言うノエルさんの無限のソウルを取り上げた。
私達はその場にノエルさんを残し、竜王の元へと進む。

確かにさ。
私達は強くなりすぎたのかもしれない。
でもさ。
だからって。こんな事、こんな言いがかりで死ぬ気なんて、ない。
いくぜヤロゥ共! 最後の戦いだ、気ィ抜くなよ!

(チンタラ戦ってたら、12ターンもかかってしまいました。うむぅ…)

竜王、倒しました。
…ぃやったぁ!
一緒に戦ってくれたみんなが、1人ずつ、この場からいなくなる。
セラさん。フェティさま。ルルアンタネメアさん。
4人が行った後、この場にオルファウスさんが現れた。

   「うつし世の最後の神が消え
    人は、自分達の力で歩まねばならなくなりましたね。
    あなたの開いた扉は
    無限の可能性を開いていますからね」

―――うん。
これからは、神様に頼るだけじゃなく。
自分達の未来は、自分達の手で。

 

 

 

1203年10月
 後に多くの吟遊詩人に歌われるこの騒乱の後
 ディンガル帝国とロストール王国は
 和平条約を締結した。

1203年  9月

2日

ウルカーンです。
ギルドで、別の冒険者さんにバケモノ呼ばわりされました(笑)。何だか傷つくなぁ。

 

フレアさんに会いに行きました。

   「マリエル
    このような時期に来られるとは…」

え、何か、まずかった?

   「私はこれから、死にます」

ハァ?

   「崩れ落ちる瞬間まで
    自分の責務を果たしましょう。
    立ち去ってください」

そう言うとフレアさんは、私たちを神殿の外まで飛ばした。
何事だ、と神殿内に戻った時には、すでにフレアさんの姿は無く。
奥への道が、ぽっかりと口をあけていた。

…。
行かない。(ぇえっ!?)
フレアさんが守っていた場所。最後まで守った場所なら。
彼女の為にも、引き返すさ。

 

6日

ロセン

 

城門前に行ってみた。
アイリーン! 久しぶりだぁ。あの時の戦いでも、無事だったんだね!

   「あなたはゼネテスの配下よ。
    何のつもりでここに来たの?」
   「いや、配下になったつもりは無いんだけど。
    協力しただけで。トモダチだし。
    私にとって、アイリーンだってトモダチだし、
    会いに来たっていいじゃん」
   「ロストールは目と鼻の先。
    さっさと降伏する事ね」
   「アイリーン…。
    私別にロストールのお偉いさんじゃないし、
    そんな事言われても、国の決定を左右することなんてできないよぅ。やだなぁ」
   「次に会う時は戦場で、って事ね」

話かみ合わないし。
つかさ。降伏したらもう、戦闘なんてなくなるわけだし、会う事すらできなくなるじゃないか。
どうして欲しいのさアイリーン
まさか、もう普通には会いたくない、と?(ガーン)
どっちにしても、また戦場で会ったら。私、逃げるよ。(きっぱり)
私は、「ロストールの竜字将軍」である前にアイリーンのトモダチなんだから。
そう思ってるから。

 

10日

リベルダム

 

特に何もなさそう。出発します。

 

14日

今度はラドラス

 

移動の間、右から3番目の道、行けそうだけど…。
エステルもいないし、まぁ、いいや。

 

24日

アミラル

 

ほぼ1週した。
会える人には会った。
できることもした、と思う。

行こうか、闇の門の島
その為に、未開の森へ。ワッシャー砦へ。

1203年  8月

6日

一気に古の樹海です。

 

樹海をさまよい、たどり着いた先には、エルフの聖地がありました。
そこで私は、この世の始まり、始原口伝を聞かされました。
そして、インフィニティアのソウルを手に入れました。

 

22日

猫屋敷に一応、寄ってみました。
何も変わっていなかったけど。

 

27日

どんどん行きます。テラネです。

 

変わらず。
宿屋のヴァンくん、まだ良くならないようですよ。

1203年  7月

11日

エンシャントまでやってきました。
これで大陸の約半分は回った事になるかな?

 

でも、特には何もないのね。
出発。

 

12日

猫屋敷到着。

 

オルファウスさん、一応、闇の門の島には行けるようになりました。
もう少ししたら助けに…え?

   「大陸南東の断層から
    強い妖気が放たれているのです。
    調査に行きたいのですが、一緒に行ってくれませんか?」

はぁ。いいですけど…。

   「なーに言ってやがる。
    手伝わせるために待ってたくせに」

ぶっ、ネモさん、ナイスツッコミ。
とりあえず、オルファウス猫さんを肩に乗せ(そんな描写はない)、行ってみる事にしました。
ネモさんには同情されるしな(笑)。

 

21日

邪竜の断層到着。

 

…あ、先客がいる。
オイフェさんとドルドラムさんだ。あれ、2人だけ?

   「あなたたちの持つ
    闇の神器を渡して」

ハァ?
ネメアさんを助ける為に、闇の神器が欲しいらしい。
けど、確証があるわけじゃないっぽい。それは聞けないな。
そしたら、力ずくで、と来たもんだ。

…負けるわけがない。ごめんね2人とも。
そこへ現れたのは、じ、ジュサプブロス
ムキー! 何の目的だか知らんが、とりあえずネメアさんを戻せぇ! 話はそれから聞いてやる!
(当然無視された)
彼はオルファウス猫さんを、「ハイエルフのパルシェン」と呼んだ。
ぇえ? エルフの長!? そんな方だったんですか。
ジュサプブロスの後ろから、ゼリクさん登場。え、何で?
ゼリクさんは、いきなりオイフェさんを殴りつけ、ドルドラムさんまでも殴り飛ばした。
ジュサプブロスは、倒れたオイフェさんとゼリクさんをテレポートさせ、自分も姿を消した。

   「救世主が待ってる」

そう、言い残して。
救世主…まさかエルファスさんの事か?
いやそれよりも今はドルドラムさんだ。だ、大丈夫?

   「マリエル…。
    オイフェと…
    ゼリクを…頼む」

ドルドラムさんは、それだけ言い残して…息絶えた。
うっそ…。ドルドラムさん…。
…。
その言葉、確かに聞きました。やれる所までやってみます。
彼の体をその場に残し、オルファウス猫さんとともに、奥へ。

 

奥の祭壇。
そこにはエルファスさんがいた。
オイフェさんを祭壇に横たえる。邪竜への生け贄にする、と。
ふ…ふざけんなゴルァ!
何が救世主だ。邪竜復活って何だ。
「救世主」なんだよね? 世界を救う人ってイミだよね? それで大陸中の街で「神に祈れ」って言って回ってるんだよね?
で、言ってるあなたは世界を滅ぼす為に邪竜の復活を望むってのはどういう事だよ!
100歩譲ってそれは認めたとしても、イケニエだとか、それがオイフェさんだとか、そんなの認めない。
だけど何でそこにゼリクさんが立ち塞がるの? 何だかゼリクさん、意識が無いっぽい。操られてる?
…正気にかえす意味合いもかねて。全力で行かせてもらいます。

(マリエルまで順番が回ってこなかった(笑)。ひどいやみんな)

倒れたゼリクさんは、正気に戻った。
彼は、祭壇を破壊して、それから息絶える。ま、マジですか…。

   「邪竜復活は、不可能か…」

エルファスさん。
今までもわからなかったけど。
今、本気であなたの事わからない。
エルファスさんは消え、私たちの前にはジュサプブロスが立ちはだかる。
こっちに死に場所の希望なんて、無いよ。
で、アンタの希望も、かなえる気なんて、ない!

(やっぱりマリエルまで回ってこなかった(笑)。無駄に強いって、盛り上がりに欠けるなぁ)

オルファウス猫さんの力で、猫屋敷まで、飛ぶ。

 

―――えっ、ケリュネイアさんも、オルファウスさんがパルシェン様だって知らなかったの!?
どんな親だよマッタク…。

目を覚ましたオイフェさんに、ゼリクさんとドルドラムさんの話をする。
パーティー、オイフェさんだけになっちゃったけど…どうする?

   「マリエル、
    私を仲間に入れてくれないかしら」

 え、仲間になってくれるの? 大歓迎。
 これからよろしくね。

 

オルファウス猫さんの話は続く。
エンシャント北西、古の樹海へ行くようにすすめられました。

1203年  6月

3日

私達は今、ワッシャー砦にいます。
忘れてませんよ大イカ退治!

 

ヒルダリアさんは、港にイカをおびき寄せ、そこで決着をつけると言う。
よっしゃ、行きますよ! くたばれ大イカ!

(1ターンで終了。まぁ。こっちのレベル、47だしなぁ…)

ヒルダリアさんは、船を使わせてくれる約束をしてくれました。
やった!
ここからは、しぶきの群島古城闇の門の島に行けるようです。

 

さて。
闇の門の島にも行けるようになり。ネメアさんを助けに行かないとまずいんだけど…。
私の旅自体、何だか終わりが近づいているような気がする。
ここは…たとえ無駄でも、大陸中を回ってみよう。
ってわけで。ネメアさんにはもう少しだけ、次元の狭間で耐えていてもらおう(笑)。
(ホントに責任感じてるのかマリエル)

 

7日

まずはノーブル

 

特に何もなかったけど、夢幻の泉の捜索依頼を受けました。

 

9日

夢幻の泉

 

のんきな音楽にそぐわない、強い(ハズの)雑魚敵を蹴り倒しつつ、奥へ。
意外と入り口近くにいたのね。そばにいたのはマンティコア。
あっさり倒して、即、救出!

 

11日

ノーブルへと行方不明者さんを送り届け、即座に出発。

 

13日

ロストール

 

ティアナ様に会う。
レムオンさんも、アトレイア様も、まだ戻ってこないらしい。

 

今回から、ギルドの親父さんには話を聞かずに出発します。
捜索依頼しか言われる事ないんだもんなぁ。

 

17日

ドワーフ王国
かなり久々。

 

でも…何もないや。
すぐ出発。

 

23日

アキュリュース
イークレムンさん、元気そう。

 

あれ、水の神殿、奥に行けるみたいだ。
奥へ進んでいくと…何かの声がする。何ナニ…?
ここは、水の精霊神の座、ですか。
海王と名乗るその声は、先へ進む道をふさいでしまった。ありゃ…。
あきらめて帰る。

途中で見つけた槍は、せっかくなので槍使いのフェティさまにプレゼントです。

 

29日

アルノートゥン

 

何もないなぁ。出発。

1203年  5月

2日

とりあえずエンシャント

 

広場でオイフェさんに呼び止められた。
ネメアさんの事で知っていることを話せ、と。
う…。実は…。

   「じゃあ、ネメア様は、
    次元の狭間に落とされた、と言うのね」
   「うん、そう…」
   「…行くわ」

ハ? 何処に?
オイフェさんは、エアさんの所へ行くと言う。
エアさんの見た、ネメアさんの運命を聞きに行く、と。
ドルドラムさんは慎重派。今、動くのは反対だそうだ。
ゼリクさんもちょっと慎重…どころか、行かないってはっきり言ってますね。行くなら(パーティーを)抜けるとまで言ってます。
ありゃ、オイフェさん、形成不利だぁ。

   「マリエル、突然だけど
    私の護衛をしてもらえる?」
   「ぇえ? 1人でも行くの!?
    まぁ、いいけどさ」

このやり取りに、ドルドラムさんは苦笑い。
彼女の事は任されましたよ。大丈夫! 問題なくエルズまで護衛しますから。

 

…ふと心配になる。
エルフのフェティさまとダークエルフのオイフェさんが一緒のパーティーって、大丈夫なんだろうか・・・。

 

3日

エルズへ向かう前に、当初の予定をクリアしておきましょう。
猫屋敷です。

 

   「兄さんについて、何か、聞いてない?」

いきなりケリュネイアさんに聞かれました。
うぅ。話す前の心の準備もできないのね…。

   「ネメアさんは…
    私をかばって次元の狭間に…」
   「ウソよ、そんな…
    兄さんが死んだなんて!」

そこへ、オルファウス猫さんが入ってきました。

   「あの子は、次元の狭間に落とされたくらいで
    死にはしませんよ。
    そのくらいで死ねたら
    苦労はしないでしょうに」

いや、一般的にはあまりにも大変な事だと思うんですが…。

オルファウス猫さんに連れられて、居間へ。
そこで私達は、破壊神ウルグの狙いを聞かされました。
ウルグは復活する為、ネメアさんの体を狙っているんだそうだ。
闇の神器でネメアさんの魂を破壊し、抜け殻になった体に自分が降臨するんだそうだ。
でも、次元の狭間なんて闇の力の強い所だと、直接ウルグに魂を侵される可能性もある。この部分が心配だと。

   「げー…。それ、シャレになんない…」
   「そこでお願いです。
    闇の門の島へ行き、
    ネメアを救い出してください」
   「あ、ハイ、行きます。
    私の責任だしね」

でも、闇の門の島って、どうやって行くんだろう?

 

16日

一気にエルズへ。
そのままエアさんのいる神殿直行です。

 

…マジデスカー。グリフォンが雑魚敵として立ち塞がりますよ。この狭い通路で。すり抜けなんて無理。
まぁ、全然苦労はしないけ…ど!
2匹を1ターンで倒しきれなかったら、オイフェさんが狙われ、一撃死
ちょっと、頼みますよ…。
即座に復活させたけどさ。

 

エアさんの元へ。
エアさんは、ネメアさんの話をしてくれました。
ネメアさんはエアさんの所に、自分の運命について聞きに来たらしい。ウルグが自分に宿るのかどうか。
エアさんは「そうだ」と答えたらしい。

   「ネメア様は、死んではいないのか?」

詰め寄るオイフェさん。

   「それは自分達で確かめるがよい。
    さらばだ」

え、え、ちょっと待っ…!

気がつくと私達は、神殿に向かう階段の前にいた。エアさんにここまで飛ばされたらしい。
オイフェさんは別の所に飛ばされたっぽいなぁ。

 

22日

アミラルへと渡ってきました。

 

ギルドへ。あぁ、やっぱり捜索依頼が出てるのね。
幻惑の洞窟ですか。了解です、行きますよ。

 

24日

幻惑の洞窟へ。
あっさり救助。

 

26日

アミラルへ。
依頼は達成です。

 

さて。
いい加減、今まで保留にしておいた宿題を片付けに行きますか。

1203年  4月

8日

寄り道もせずに、ロストール

 

一応、ギルドへ。
あ、ゼネテスさんだ。お久しぶり。
ゼネテスさんに誘われましたよ、カルラ迎撃。
前回のアンギルダン戦の後遺症で兵がいない挙句、レムオンさんは兵を出さない(!)らしい。
く、国の一大事に何寝ボケた事言ってんだあの人は…。
で、ファーロス家だけで出撃…ぇえっ?
国家 対 一族? むむ無茶だよゼネテスさん!
兵力の差は、10倍。
それでもちょっとだけ勝算がある、とゼネテスさんは言う。

逆境、イイねぇ!
(どんなオンナだ)
おっけ。手を貸しましょ。

 

ゼネテス軍は、カルラ軍の前にかなり無防備に陣を展開。
カルラ軍は、機略を警戒して、進軍をとめた。
そして。

―――ネメア、死す。

そんな噂が流れた。

 

…え、ネメアさん死亡の噂はデマ? ゼネテスさんがばら撒いた?
向こうが混乱している間にこっそり裏に回って、奇襲をかけるつもりらしい。ま、またかよ…。好きだねゼネテスさん。
で。

   「マリエル、
    カルラを討ち取るのは
    お前にやってもらう」
   「…ハァ?」
   「絶対に討ち取ってくれ」

失敗は許さん、って事ですか。無茶言ってくれるよ。
でも、実際やるのはまだ早い。
って事で…。

   「その間、悪いんだが
    お前さんにもう一つ、仕事を頼みたい」

ゼクナ鉱山に、魔物が出るんだそうだ。倒してこい、と。

   「はー。
    人使い荒いなぁゼネテスさん。
    ま、行ってきますよ」

どっちにしろ、ゼクナ鉱山には、神器もあるしね。

 

9日

ゼクナ鉱山

 

ネメアさんが、奥に向かってる!
やばい、神器持っていかれちゃうよ。
追いかけます。

奥の広場には、ネメアさんと、ネメアさんが詰め寄る1人の男。
システィーナの伝道師、黒の祈りのジュサプブロス…? なんて舌かみそうな名前…。
2人の元に走って近づく…うわ、何コレ! 何かの力場に突っ込んじゃった?

   「そこから離れろ、マリエル!」

次の瞬間、私はネメアさんに突き飛ばされた。
―――顔を上げた時、そこにはネメアさんはいなかった。

   「ネメアかい?
    君の代わりに次元の狭間に落ちたのさ。
    出口のない闇の世界にね」

なにやら楽しそうなジュサプブロスさん。
彼は「貪欲の盾」を置いて、消えた。

   「君を助けて死んだ、ネメアの形見だよ」

その言葉が重くのしかかる。
ネメアさん…。
…。
セラさんも言ってるけど。オルファウスさんにはちゃんと言っておいた方がいいかも…。

 

その前に。
ゼネテスさんに報告。ネメアさんが次元の狭間に落ちた、と。

   「そいつは、ロストールにとっては
    またとないいい知らせだな」
   「そ、そりゃあ…国家レベルで考えればそうだろうけど…」
   「だが、
    そいつは世界にとっては
    悪いシナリオの始まりなのかもしれん」
   「う…。
    これってやっぱり…私のせい?」
   「…ま、今はこの戦いに
    勝つ事を考えようや」

 確かに、今は落ち込んでなんかいられない。
 この戦争は、私1人の問題じゃないからね。

 

時は、来た。
私たちは敵の裏に回り、一気に奇襲を開始する。
遠めで見た限り、カルラは強いぞ。大鎌の1振りで、兵士が2人倒されてる。
それでも。私は仲間とともに、カルラの元へと走る。

でも、私たちが到着する前にカルラは撤退。後に残っていたのは…。

   「アイリーン…」
   「私は青竜軍副将アイリーン・エルメス!
    いざ、勝負!」
   「ち、ちょっと待った待った!
    アイリーンと戦う気はないよ!」
   「マリエル…。
    私はあなたと戦いたかったわ。
    さぁ、行くわよ!」

…いやぷー。逃げます。
こんな時も私はエゴイスト。「私が」戦いたくないから逃げます。
ごめんねアイリーン
戦う、ってだけならいつか。手合わせくらいはするからさ。
少なくとも、命のやり取りがない場所で。

 

帰ってゼネテスさんに報告。カルラには追いつけませんでした。
(アイリーンとの事は、まぁ、言わなくてもいいよね)

   「ま、カルラを討てなかったのは仕方ないさ。
    問題は、次の攻撃をどう防ぐかだ。
    レムオンが手を貸してくれれば…」

そこへ2人の女性が登場。
重要な話がある、と。私にも聞いておいて欲しいと。

重要な話、その1。
レムオンが行方不明。
…ハァ?
重要な話、その2。
アトレイア王女が行方不明。
…ハァ?
その2人がそろって行方不明って、どういう事なんだ? 接点があまり見つからないんですが。同時に起こったってだけで、別件の話なのか?
それはともかく。
王宮で1人だけ動向のわからない人物、シャリさん。怪しいのは彼くらいらしい。
ま、またですかシャリさん。何人連れて行けば気が済むんだ。今度はどこに助けに行けばいいんだ。(ぐったり)

   「シャリってのは、
    破壊神の復活をもくろむ奴らの仲間だって話だ…」

げ、ゼネテスさん、それマジ?
ネメアさんの事といい(凹)、世界の裏で大きな何かが動いていた、って事らしい。
私の今までの旅の話、重要そうな所は今度ゆっくり話しますよ。

 

17日

   「しばらくは自由に会えなくなるが、
    俺の力が必要なら
    いつでも呼び出してくれ」

ゼネテスさんはそう言ってくれた。
ロストールの城の前で別れる。はぁ、大変だねぇ地位のある人って。
…ん、「呼び出してくれ」…?
それって仲間になってくれたって事なのか?

 

今までの疲れを癒すために、酒場でお茶を飲んでみた。ルーマティー。

   「そうそう、噂話といえば。
    吟遊詩人たちが、マリエルの冒険譚はないかと
    聞きにきてるんだよ」
   「ぶっ!(茶を噴出す)
    …それはもしかして…。
    ガルドランにぶっ飛ばされた話とかを
    しちゃったり、した?」

た、頼むよやめてよそんなかっこ悪い話を広めるのは。ネタとしてはおいしいけどさ。(え?)

 

精神的ダメージ(笑)を癒すために、ここで1泊。

 

18日

ギルドへ。
城塞都市跡で行方不明者だそうだ。
…い、行ってきます…。

 

うわ、移動地図での曲が変わってる。ネメアさんがいないからか。

 

22日

西方攻略をしていた白虎将軍ジラークが、姿を消した。
捜索隊も戻らず、ついに本国から、一時撤退が通達された。

 

城塞都市跡へ。
奥へと進み、行方不明者発見!
あれ、そばにいるのがリッチさんじゃない。えーと…デス?
物騒な名前だけど、セラさんの「ホーリーハート」で一撃。

 

26日

ロストールへ。
依頼達成。

 

さて…。
気が重いけど、猫屋敷に行かないとね。やっぱり。

1203年  3月

1日

ギルドへ。
旅人さんに、「世界一の冒険者」とか言われたよ。そそそんな大層なもんですかね私。

ギルドで話を聞く。
風泣きの洞窟に出る魔物、ねぇ…。
おっけ。倒してくればいいんでしょ。

 

町を出る為に、港へ。目指すは風泣きの洞窟だ。

   「マリエル…」

いきなり名前を呼ばれた。振り向くとそこには…ケリュネイアさん!

   「猫屋敷に急いで。
    ネメアが新たな神器のありかを
    かぎつけたのよ」

は? それと猫屋敷にどういう関係が?

   「猫屋敷にある「魂吸いの指輪」よ」

ぶっ、そんな場所にも神器があったのね。

   「父さんの命が危険なの!」
   「え、父さん、ってどういうイミ?」
   「オルファウスは、あたしの育ての父なのよ」

ナンデスト?
しかも、ネメアさんもオルファウスさんが育てている、と。
そうですか。兄妹として育ったのね。で、妹は兄を止めて欲しい、と。
…この世界の兄は、姉は。妹や弟に(いろんな意味で)追いかけられるようなやつしかおらんのか!
うちのアニキもシェスターさんも。実はネメアさんもそうだとは…。
いきなりケリュネイアさんに親近感が沸く(笑)。おっけ、今から行こう。
洞窟の魔物は…まぁ、多少遅れてもいいでしょ。きっと待っててくれるよ!(魔物がか?)
ケリュネイアさんの「テレポート」で、一気に猫屋敷へ。

 

   「この威圧感…
    一体、誰だ?」

このタイミングなら、ネメアさん以外ありえないじゃないか。しっかりしてよセラさん。
外に飛び出すと…いた! オルファウスさんとネメアさんが向き合ってる!
オルファウス父さん…相変わらず、のらりくらりと…。
父と、息子と、娘の問題の場にいる私たち。うぅ…勢いで来てはしまったものの、何だか場違いだ。

   「あなたが運命と戦うというのなら、
    黙って見ているわけにはいきません」

いきなりオルファウスさん大マジメ。一瞬光ったかと思うと、消えた。
後には、指輪が一つ。

   「あなたの意思、確かに受け取った」

そ、それでいいのかネメア兄さん。ケリュネイアさんないがしろ?

   「これが私のやり方だ。
    お前が望むのなら
    私はいつでも相手になろう」

…よーし、やったろうじゃん!
勝てないかもしれないけど、自分のやってる事に全力で反対しようとしているやつがいる、って事位わかってくれるでしょ。(腕まくり)

   「だが、今はまだその時ではない」

ありゃ?
ネメアさんが去る。代わりに、木陰から猫が1匹出てきた。猫が口を開く。

   「泣かないで、ケリュネイア
    私です。オルファウスです」

…はぁー?

 

2日

   「昨日はすいませんね。
    親子喧嘩に巻き込んでしまって」
   「そ、そういうレベルの問題でもなかったと思うんですけど…」

どうでもいいが、こののほほんとしたところが、たまらなく好きだよオルファウスさん。
姿が猫さんだからかもしれないが。(猫好き)

 

とりあえず、エルズに戻ろうかな。寄り道とかしつつ。

 

3日

エンシャント到着。

 

墓地で、ザギヴさんに会った。
え、何でお礼を言われるんですか私。時々魔物退治してるくらいで。

   「私にとって闇の魔物は
    仇 だからよ」

それだけ言うと、ザギヴさんは去っていった。

 

城門前にはベルゼーヴァさん。
あの…なんか話が見えないんですけど…。
一方的に話して、城に入っちゃった。…なんだかなぁ。

 

かなり久々に、魔道の塔シャロームさんに会いに行く。こんちはー…あれ、先客?
ベルゼーヴァさんだ。
…うわー。ベルゼーヴァさん、ネメアさんに心酔している発言を…。怖いなそれも…。
うわいきなりベルゼーヴァさんがこっち向いた! き、聞こえてましたか今のつぶやき。あれ、何かちがうっぽいな。
ネメアさんと…私? 私が「人類の革新」? な、何かの間違いじゃ…。そんなたいした人間じゃないですよあたしゃ。

 

今回は、ギルドには顔を出さない。
絶対に何か頼まれそうだ。
そしてますますエルズが遠くなるし。

って事で、早々に出発。

 

7日

ロセン

 

特に何もないので、出発。

 

18日

エルズに寄らずに風泣きの洞窟へ。

 

あっさり倒せました。

 

21日

エルズ

 

エルファスさんが、兵士に捕まってる。

   「本当に救世主なら、奇跡を起こしてみろ!」

…言い分はわからなくもないけど、剣を突きつけてそういう要求をするか。
そういうの、私嫌い。
かるーく、のしてやりました。ある意味これだって奇跡だよ。

   「僕の邪魔をしたいなら、他にやりようがあるだろう?
    せっかく、神の使いである証拠を見せてやろうと思ったのに」
   「エルファスさん、何かその言い方、可愛いよね」
   「今度今みたいな真似をしたら、君でも容赦しない」

おっけー! どーんとかかってこーい!
…。
しかし…。みんなエルファスさんの事、信じまくってるなぁ。
単なる不思議な力を持った腹出しにーちゃんなのに。
(後ろから殴られそうな認識)
ちなみに。
私にとってセラさんは、無駄にえらそうな腹出しにーちゃんだ。
(言い切った、言い切ったよこいつ)

 

ギルドで報告。
ついでに、「忘却の仮面」も見せて、神器の依頼も1個クリア。
ためしに他の依頼も見る。
…難度7のグリフォン退治in風泣きの洞窟がある。

   「あんたなら問題なく…」

ナンデスト! 難度7でも問題なし?
ためしにやってみますか。

 

24日

青竜将軍カルラが、ロストール攻略を発表。
ロストールには対応する力もなく、ただ、いたずらに騒ぐだけだった。

 

風泣きの洞窟へ到着。

 

あっさり倒す。マジで問題なし。
強くなったなぁ私たち。(しみじみ)

 

27日

エルズに戻ってきました。

 

ギルドで依頼達成。
そして、ケリュネイアさんからは手紙が来ていました。
ゼクナ鉱山に神器の1つ、「貪欲の盾」がある、と。

ロストールの事も気になる。行ってみますか。