あとがき

同じ年同じ日に生まれた相手を選んだのですから、2人の誕生日は「だいじ」な日。
旧版のナルルでは結婚すると誕生日がお祝いできなくなってしまうのですが、脳内では毎年大々的にお祝いしてますよ!
って事で最初の誕生日の話。
そして、「2人」でいられる最後の日です。
作中、妙にポーラが疲労気味だったりジャメルさんが優しかったりするのは、翌日のイベントを控えているからです。
あえてラストまで、そのものズバリは書きませんでしたが、翌日にはアンタレス君が生まれますよ。(ゲーム内史実)

…まぁ小ネタの方で知っている方もいらっしゃるとは思いますが、この2人は「おとーさんとおかーさん」になってもあんな感じなんですけどね。
今回は体調的理由があった、ってのもありますが、ジャメルさんも、回りに誰もいなければそれなりにベタベタしてくれるのですよ。(つまり基本は家の中限定)

 

モチーフになった曲は岡本真夜さんの「ハピハピ バースディ」です。
みんなの歌でも流れてるんで、知ってる方は多いのではないかと。
曲も好きなんですが、背景に流れる菊田まりこさんのイラストがホント好きで。
って言うか菊田まりこさんが好きでして。
「2人のセカイヘ」3話のポーラなんて、よく考えたら「君のためにできるコト」っぽい流れなんですよね。
つまり彼女の琴線は中の人自身の琴線でもあります。何度読んでも「君の前からいなくなってあげる」で大号泣するよorz …いや今はその話じゃないんだ。

 

男に対するプレゼント、実は混乱しているのは中の人自身だったりします。
なのでポーラの方も「プレゼント」自体がピンと来ない。結婚前に連日宅配していた花くらい。
ジャメルさんは基本、プレゼントをくれない人ですし、何よりプレゼントを受け取ってもくれなかったりする人ですので、こりゃもう精神的なものでも差し上げましょー! って感じでやってみたですよ。
そうしたら話の展開的に、ポーラも精神的なものをいただいたでござる(笑)。
…しかし見方を変えれば「プレゼントに私をあげる!」って言ってる訳ですから、不意打ちでものすごい爆弾を渡されたようなものでして。おいニンプよ(笑)。
素で言ってるところがコワイよねこの娘!(お前が書いたんだろ)

 

それでは、このようなアレな文を最後まで見てくださいまして、本当にありがとうございました!

 

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