お菓子とイタズラ

ナルルには『ハロウィン』なんてイベントは無いんですけどね。
もしこういうイベントが他国から紹介されて、取り入れられたらこんな感じだろう、って感じで書いてみる。
ワリと小ネタです。

 

あるイベントの日の夜のスター夫婦

ポーラ
(自宅のドアをバーンと開けて入ってくる)
「ただーいまっ!
 ジャメルさーん、『とりっくおあとりーと!』
 お菓子をくれなきゃイタズラするのよ!」
ジャメル
「…は?」(状況が飲み込めない)
ポーラ
「だからぁ、お菓子!」
ジャメル
「…ああ、最近流れてきたイベントに乗ったのか。
 ネタを仕込むならきちんと仕込め。
 『ただいま』なんて言ってから始めるようじゃ駄目だろ」
ポーラ
「だ、ダメ出しー!?
 そういうツッコミをされるとは思いませんでした」
ジャメル
「中途半端じゃ反応できないからな」
ポーラ
「…そっか。
 つまりこれから先、
 しっかりこなしてたらネタにオツキアイしてくれるんですね!
ジャメル
「それとこれとは話が別だ」
ポーラ
「ええー!?」

 

ポーラ
「…ところでジャメルさん」
ジャメル
「何だ?」
ポーラ
「お菓子くれないとイタズラですよ?」
ジャメル
(咳き込む)
「…結局そこはやるのか」
ポーラ
「それはもちろん!」
ジャメル
「お菓子、って言ってもな…。ほら、これでいいか?」
(ため息つきつつ棚ゴソゴソし、宝珠パイを渡す)
ポーラ
「宝珠パイ!
 オッケーです。イタズラはナシです」
(テーブルに設置。一緒にミルクティーも設置)
「せっかくですから今から食べます。ジャメルさんも一緒にどうですか?」
ジャメル
「何で渡した側ともらった側が一緒に食べる事になるんだ。
 いや、食べるけど。(←甘い物好き)
 …まあ、それは昨日お前が作ったんだけどな
ポーラ
「そう言えばそうでした!」
(言いつつもぐもぐ)
「おいしーい!」
ジャメル
「お前、意外とこれは作るのうまいよな」(もぐもぐ)
ポーラ
「ウフフありがとうございますー。
 …でも。渡されたのが『宝珠パイ』、ってのが微妙に引っかかります」
ジャメル
「何の事だ?」
ポーラ
「なんでもないです。
 ちょうど、外で色々聞いてきた事もあって、
 無駄に私が反応してるだけでしょうし」(もぐもぐ)
ジャメル
「お前が作っておいたから選んだだけだ」(もぐもぐ)
「それに…お前は色々と小さいのが売りなんだから
 そんな単語に反応する必要は無いんじゃないか」
ポーラ
「わ、わかってるんじゃないですか!」(涙目プルプル)

あるイベントの日の夜のスター夫婦・完

 

***

 

実際何もくれなかったら、どんなイタズラをする気だったのかはナゾです(笑)。

収拾がつかなくなりそうな気がしたので、子供なし時期のネタって事にします。
って言うかアンタレス君とレグルス君がいたら、2人を仮装させてポーラが「かわいいかわいい!」とニヨニヨするだけの日になってしまいますからね(笑)。
でもポーラも一緒になってジャメルさんにお菓子を要求するんですよ。どんな親だ(笑)。

 

***

 

オマケ

せっかくなのでポーラに、ドアをバーンと開けて入ってきた時のカッコをしてもらいました。

ネイルシールでそれっぽく

帽子にはカボチャ…じゃなくてパチャっぽいランタンとこうもり(ナルルにいるんだろうかこんなの?)を縫い付けて、マントには『お菓子』って事でキャンディーを3つ付けました。
この辺りはちょっと前にやった診断メーカーの結果に引きずられてます。
(ちなみに、『ポーラのハロウィンの衣装です。バラの帽子,服は蝶のスカートでキャンディ付の黒いマント。あなたが言うべき台詞は「スタッフがおいしくいただきました」です。』と言う結果でした)
何か、マントのキャンディーはジャメルさんに美味しくいただかれたなんてネタも降ってきましたが(笑)。
い、いや、言ったのは私じゃないですよ?

…ホント、何やってんですかね(笑)。

 

※『宝珠パイ』の意味がわからない方の為に。
ナルルの『宝珠』とは、とにかく大きな丸い果実です。
…後は語感で判断してください(笑)。

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