1203年  3月

1日

ギルドへ。
旅人さんに、「世界一の冒険者」とか言われたよ。そそそんな大層なもんですかね私。

ギルドで話を聞く。
風泣きの洞窟に出る魔物、ねぇ…。
おっけ。倒してくればいいんでしょ。

 

町を出る為に、港へ。目指すは風泣きの洞窟だ。

   「マリエル…」

いきなり名前を呼ばれた。振り向くとそこには…ケリュネイアさん!

   「猫屋敷に急いで。
    ネメアが新たな神器のありかを
    かぎつけたのよ」

は? それと猫屋敷にどういう関係が?

   「猫屋敷にある「魂吸いの指輪」よ」

ぶっ、そんな場所にも神器があったのね。

   「父さんの命が危険なの!」
   「え、父さん、ってどういうイミ?」
   「オルファウスは、あたしの育ての父なのよ」

ナンデスト?
しかも、ネメアさんもオルファウスさんが育てている、と。
そうですか。兄妹として育ったのね。で、妹は兄を止めて欲しい、と。
…この世界の兄は、姉は。妹や弟に(いろんな意味で)追いかけられるようなやつしかおらんのか!
うちのアニキもシェスターさんも。実はネメアさんもそうだとは…。
いきなりケリュネイアさんに親近感が沸く(笑)。おっけ、今から行こう。
洞窟の魔物は…まぁ、多少遅れてもいいでしょ。きっと待っててくれるよ!(魔物がか?)
ケリュネイアさんの「テレポート」で、一気に猫屋敷へ。

 

   「この威圧感…
    一体、誰だ?」

このタイミングなら、ネメアさん以外ありえないじゃないか。しっかりしてよセラさん。
外に飛び出すと…いた! オルファウスさんとネメアさんが向き合ってる!
オルファウス父さん…相変わらず、のらりくらりと…。
父と、息子と、娘の問題の場にいる私たち。うぅ…勢いで来てはしまったものの、何だか場違いだ。

   「あなたが運命と戦うというのなら、
    黙って見ているわけにはいきません」

いきなりオルファウスさん大マジメ。一瞬光ったかと思うと、消えた。
後には、指輪が一つ。

   「あなたの意思、確かに受け取った」

そ、それでいいのかネメア兄さん。ケリュネイアさんないがしろ?

   「これが私のやり方だ。
    お前が望むのなら
    私はいつでも相手になろう」

…よーし、やったろうじゃん!
勝てないかもしれないけど、自分のやってる事に全力で反対しようとしているやつがいる、って事位わかってくれるでしょ。(腕まくり)

   「だが、今はまだその時ではない」

ありゃ?
ネメアさんが去る。代わりに、木陰から猫が1匹出てきた。猫が口を開く。

   「泣かないで、ケリュネイア
    私です。オルファウスです」

…はぁー?

 

2日

   「昨日はすいませんね。
    親子喧嘩に巻き込んでしまって」
   「そ、そういうレベルの問題でもなかったと思うんですけど…」

どうでもいいが、こののほほんとしたところが、たまらなく好きだよオルファウスさん。
姿が猫さんだからかもしれないが。(猫好き)

 

とりあえず、エルズに戻ろうかな。寄り道とかしつつ。

 

3日

エンシャント到着。

 

墓地で、ザギヴさんに会った。
え、何でお礼を言われるんですか私。時々魔物退治してるくらいで。

   「私にとって闇の魔物は
    仇 だからよ」

それだけ言うと、ザギヴさんは去っていった。

 

城門前にはベルゼーヴァさん。
あの…なんか話が見えないんですけど…。
一方的に話して、城に入っちゃった。…なんだかなぁ。

 

かなり久々に、魔道の塔シャロームさんに会いに行く。こんちはー…あれ、先客?
ベルゼーヴァさんだ。
…うわー。ベルゼーヴァさん、ネメアさんに心酔している発言を…。怖いなそれも…。
うわいきなりベルゼーヴァさんがこっち向いた! き、聞こえてましたか今のつぶやき。あれ、何かちがうっぽいな。
ネメアさんと…私? 私が「人類の革新」? な、何かの間違いじゃ…。そんなたいした人間じゃないですよあたしゃ。

 

今回は、ギルドには顔を出さない。
絶対に何か頼まれそうだ。
そしてますますエルズが遠くなるし。

って事で、早々に出発。

 

7日

ロセン

 

特に何もないので、出発。

 

18日

エルズに寄らずに風泣きの洞窟へ。

 

あっさり倒せました。

 

21日

エルズ

 

エルファスさんが、兵士に捕まってる。

   「本当に救世主なら、奇跡を起こしてみろ!」

…言い分はわからなくもないけど、剣を突きつけてそういう要求をするか。
そういうの、私嫌い。
かるーく、のしてやりました。ある意味これだって奇跡だよ。

   「僕の邪魔をしたいなら、他にやりようがあるだろう?
    せっかく、神の使いである証拠を見せてやろうと思ったのに」
   「エルファスさん、何かその言い方、可愛いよね」
   「今度今みたいな真似をしたら、君でも容赦しない」

おっけー! どーんとかかってこーい!
…。
しかし…。みんなエルファスさんの事、信じまくってるなぁ。
単なる不思議な力を持った腹出しにーちゃんなのに。
(後ろから殴られそうな認識)
ちなみに。
私にとってセラさんは、無駄にえらそうな腹出しにーちゃんだ。
(言い切った、言い切ったよこいつ)

 

ギルドで報告。
ついでに、「忘却の仮面」も見せて、神器の依頼も1個クリア。
ためしに他の依頼も見る。
…難度7のグリフォン退治in風泣きの洞窟がある。

   「あんたなら問題なく…」

ナンデスト! 難度7でも問題なし?
ためしにやってみますか。

 

24日

青竜将軍カルラが、ロストール攻略を発表。
ロストールには対応する力もなく、ただ、いたずらに騒ぐだけだった。

 

風泣きの洞窟へ到着。

 

あっさり倒す。マジで問題なし。
強くなったなぁ私たち。(しみじみ)

 

27日

エルズに戻ってきました。

 

ギルドで依頼達成。
そして、ケリュネイアさんからは手紙が来ていました。
ゼクナ鉱山に神器の1つ、「貪欲の盾」がある、と。

ロストールの事も気になる。行ってみますか。

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