1202年 12月

2日

ロストール到着。

ギルドへ。
あれ、あの人は?

   「これで、あいつも安心して
    あの世で仲間たちと眠れるってもんだな…」

えっ…そうなんだ…。
ヤツは倒しました。
どうか安らかにお眠りください。

 

スラムの酒場へ。あれ、ゼネテスさん。
ゼネテスさんの方から声をかけてくるなんて、珍しいねぇ。
え? ハイハイ今はヒマですよぅ。

   「ちょうどいいや。
    これからティアナに会いに行こうと思ったんだ。
    ついてきな」

ぇえー!
正式にティアナ様に会いに行くのって、初めてだ。

ティアナ様、ゼネテスさんにはなんだかきっついなぁ。
私にはあんなに気さくなのに。
でも…。
何か。何て言うのか。
女の子が虚勢を張って、必死でキツくあたっているようにも見えたな。

 

ギルドで探してみたけど、よさそうな仕事、ないのね。
じゃ、移動しますか。
とりあえず、近いところで、ノーブルへ。

 

4日

ノーブル到着。

偽りの森に行方不明者さんがいるんだって。
おっけ。探してきますよ。

 

8日

偽りの森到着。
ここも久々ね。

強くなってきている雑魚をサクサク倒し、奥で探し人を発見!
近くにいる敵は…げ、リッチさん!(なんとなく「さん」付)
先制の「ファイアボール」で、危うく全滅を喰らいかける。つつ強っ!
あわてて逃げる。
歯が立たんなこいつ。困ったなぁ。
…。
離れた所から、「スリープ」をかけてみる。寝てくれよ…よっしゃ、眠った!
その隙にこっそり探し人に近づき、助けて、退却!

 

…く、悔しいぞリッチさん…。
いつか絶対、倒せるようになってやる!

 

12日

ノーブル到着。
ぐったりと1泊。

 

13日

他の仕事もないので、移動することにする。
リベルダムにでも行ってみようかな。

 

出発する直前、エステルが帰ってきた。あ、おかえりー。

 

19日

ノーブルにて、暴動発生。
暴動は、レムオンによって沈められ、長く圧政を続けていた代官ボルボラは死亡した。

 

…ほ、ほんの少し前までいた町での暴動ですか…。
もう少しあの町で粘っていたら、巻き込まれたりしたんだろうか…。

 

リベルダム到着。

 

スラムで声をかけられる。

   「マリエル…。
    最近はずいぶんと
    活躍しているそうだな?」

いやぁそれほどでも。久しぶりねナーシェスさん。
ハァ? やりすぎたら、消す? 私を?
いや、「やりすぎ」って、どの辺からですかね(笑)。

―――今、何か気になる事言ったな。街1つ消してまで、あの娘を鍛えている…?
それって、ノエルさんの事?
彼女の為にあの街を消したの? なんて事するんだナーシェスさん!(怒)
そこへ、それを聞いていたレイヴンさんが姿を現した。
私そっちのけで、なんか揉め始めましたよ?
えー…つまり。

  1. ナーシェスさんは、私とノエルさんを対決させる為に、オズワルドを消した。
  2. レイヴンさんは、ナーシェスさんを手伝った。
  3. レイヴンさんは昔、ナーシェスさんに告死天使から抜ける手助けをしてもらった。

ここまではいいのかな?
でも今のレイヴンさんは、ノエルさんが大事。道具のような扱いはしたくない、と。

   「君が、いつまでも
    ノエルの憧れの対象である事を
    願っているよ」

そう言って、レイヴンさんは、消えた。

―――んー、個人的には、「アコガレの対象」よりも「対等な友達」希望なんだけどなぁ…。
(そんなレベルの話じゃなかっただろうが)

 

時計搭前へ。
ハァ? ロティ殺し? 私が?
そんな覚えないんですが。
確かに何だかわからないものを届けた事はありますよ。でもあれって、差出人も書いてない変な「依頼」だったんだけど…。
ナンダヨ門答無用カヨ! 私にゃロティさんとやらを殺す利点なんてないよ! つか第一、ロティさんて誰!?
(そんなレベル…?)

   「待ちなよ」

そこへゼネテスさん登場。なんていいタイミングなんだ!
かるーく推理して、助けてくれました。いい人だ…!

   「あれで諦めたとは思えない。
    しばらくは気をつけるんだな」

ハイ! 肝に命じます!

 

ギルドへ。

   「すごくうまい話があるんだが…」

あやしすぎるわ!
しかも、詳しい話を聞く前に受けるか受けないかを聞いてくるってのは胡散臭すぎる。
親父さんごめん。その話には乗れない。

でも、他の仕事もないなぁ。
移動してみますかね。…ロセンにでも。

 

23日

ロセン到着。
かつて閉じていた門が、開いてる。

 

ギルドへ。
偉そうな神官様が、仕事の依頼に来ていた。
魔物退治ですか。
これは…多分、ティラの娘じゃないかな。
その仕事、受けますよ。火山岩地帯、ね。

 

広場には、大鎌を持った女性の像が立っていた。
これが、カルラさんらしい。
しかし。自分の像が立つのって、こっぱずかしくないか?
特に駅前とかに金の像が立(略)(別の作品の話だそれは)

 

城の前へ。
アイリーン。久しぶりだね。

   「私、カルラ様の
    配下になったの」

しかも、青竜軍副将? 大出世じゃん!
そっか。騎士に、なれたんだね。
(まさか彼女の故郷ロストールで、オンナにもかかわらず「白竜騎士」にされたなんて言えんなこりゃ)

 

26日

火山岩地帯へ。

 

…よく考えたら、みんなの武器、鍛冶屋で火属性にしてたんだっけ(笑)。
ぜんぜん攻撃が効かないでやんの。
私とセラさんの「ホーリーハート」だけで切り抜けた。
そして。
やっぱりティラの娘でした。これもあっさり。

 

29日

ロセン到着。

 

あれ、捜索依頼だ。地下墓地
まさかまたリッチさん…。
い、行きますよ助けますよ。

すぐに行きたいのは山々だけど、とりあえず1泊。

 

30日

宿の外で、何か騒ぎが起きている…。

エルファスさんだ。すごいな。メイドさんの無実を「分かって」しまった。
ま、今回も助けますよ。
今回はとにかく、相手がアホすぎ。何が「恥をかかせおって」だか。どう考えてもあんたの行動がおかしいんでしょうが。
どう考えてもエルファスさんのほうが正しいでしょうが。
これ以上怪我しないうちに、さっさと帰んな!

…え? わかってないなぁエルファスさん。
エルファスさんがどうなるかなんて、全然問題じゃないんだ。
私は、「私がおかしいと思った物をぶっ飛ばす」のが好きなんだ。
(それじゃあただの暴れん坊だよ)
それで負けたら、もっと強くなればいい。
仮にここで死んでも、それは自分の責任だ。自分の意思でやったんだから、悔いはない。
そしてその後。エルファスさんがどうなるかは、エルファスさん自身の問題。
だから、実は私がどう動こうとも問題ないはずなんだよ。
どうしてそこまで私の行動を諌めようとするの? 関係ないはずなのに。

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