1202年  9月

3日

ノーブル到着。

 

あれ、エステルまた用事?
がんばってね。

とりあえず、1泊。

 

夜。
ルルアンタがバルコニーから空を見上げている。
フリントさん」に向かって呼びかけているようです。

 

4日

特に何もないので、アミラルへ行ってみる事にしました。

 

8日

アミラル到着。

 

ギルドへ。おや、何かもめてるみたい。
親父さんと話をしていた冒険者さんが、いきなりすがり付いてきた。わぁ! ナンダヨ!
幻惑の洞窟に、めっちゃ強い敵がいて困ってるんだって。
ハァ…仕方ないなぁ。
サクッと倒してきます。

 

10日

幻惑の洞窟到着。

 

周りにいる敵を蹴散らし、奥へ。…また後ろから呼び止められた。
サイフォスさんだ。
セラさんとなんだか不穏な会話をしている。
なんつーか、腹の探り合い、狐と狸の化かしあい…(そりゃなんか違うだろ)
とりあえず、あの時のように、一緒に戦う事になりました。

あ、うちら、サイフォスさんのレベル抜いてるわ。
にもかかわらず、今回もライジングサンの1撃で戦闘終了。

   「いつもながら見事な手並みです、マリエルさん」
   「…それって、ヒニク…?」

その時!
いきなりセラさんがサイフォスさんに剣を向けた!
何? いきなり切る気? 血の気が多いとは思ってたけどそりゃトートツすぎだよセラさん!
…というのは勘違いでした。
セラさんのかざした月光に反応して、サイフォスさんの剣「ライジングサン」が、光った!
セラさんは言う。「月光に共鳴して光る剣は、1つしかない」と。
うろたえるように姿を消すサイフォスさん。

月光に反応する剣は、1つしかない。
その剣を持っている人も、1人しかいない。
つまり、サイフォスさんは…。

 

12日

アミラル到着。

 

冒険者さんには報告しました。
さ、心置きなくアナタの依頼を片付けてください。

更にギルドでは、ミューンの森の捜索依頼を受けました。
たいした仕事でも無さそうだし、今から行ってきまーす。

 

13日

ミューンの森

 

ぐわ! ザコ戦で、フェティさまが1撃死。打たれ弱い…。
私が唱えた「ゴッドハンド」ですぐに復活したけど。

捜索自体は問題なく終了しました。

 

14日

アミラル到着。

 

今日は何も考えずに1泊します。

 

15日

ギルドへ。
あれ、セラさんがギルドにいる。
珍しいねぇ、街の中で会うなんて。

   「俺に手紙が来た」

ハァ? セラさんに、手紙?
見せてもらう。差出人は何とサイフォスさん。
「ある女に束縛されている、助けて欲しい」ねぇ…。
虹色の山脈に行けばいいのね。そういう事なら行きますよ。

   「俺は行きたい。
    が、お前次第だ」

うん、だから、行こうよセラさん。

   「俺は行きたい」

だから…。

   「俺は…」

ムキー! あんまりしつこいと行かないぞ!(笑)
まぁ、セラさんがここまで主張するのも、珍しいわな。
いつもは無駄に口が悪くて、喧嘩売ってるだけだし。
(その発言の方が喧嘩売ってる事にはなりはしないかマリエル)

ギルドの親父さんにも話を聞く。
ちょうど、虹色の山脈への探索依頼が出てる。
これは好都合。
受けますよ。ついでに探してくればいいんだもんね。

 

23日

虹色の山脈へ。

 

あ、ゴブゴブ団がいる。
ものすごく気が抜けるよぅ。
あっさり倒して…あぁ、聖杯を手に入れたよぅ、やたーい!
ゴブゴブ団の3人は、聖杯なしでシアワセになる為に、前向きな気持ちで去っていった。
がんばれ! 私も応援するよ。

 

そこへ、セラさんを呼ぶ声が。

   「セラ…、セラ…、来てくれたのか…」

何だこの怪しげな呼び声は。
サイフォスさん登場。
サイフォスさん、マジで、アニキなの?
…いや、いきなりセラさんに切りかかるサイフォスさん。あっさりかわすセラさん。
セラさんはわかってたんだ。「違う」って事が。
確かにね。絶対おかしいって。
だってアニキは無駄にさわやか系
今のみたいに意味もなく耽美入ってるような口調じゃ、無さそうだもん。
そこへ…アーギルシャイア登場!
え、セラさんのおねーさんのいる「危険な場所」って、アーギルシャイアの所なの?
つか! サイフォスさんは、アニキなんでしょ?
今は操られてるだけなんだよね?
た、戦いたくねぇー!
でも、かかってくるならこっちも全力で行くぜ!(どっちなんだよマリエル)

(戦闘中)
うわ、セラさんが役に立たない。攻撃外しまくりだ。
読まれてますか? 仲間だった相手の剣筋は、見切ってるんですかサイフォスさん。
でも、さすがに他3人のは読めなかったっぽい。あっさりボコにする。

そして、アーギルシャイアに切りかかるセラさん。
アーギルシャイアは、サイフォスさんを「ロイ」と呼び、私から聖杯を奪い取って、消えた。

ロイ…アニキの名前。
そうなんだ、やっぱりアニキなんだ…。

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