ぼくのなつやすみ 2

機種

PS2

ジャンル

RPG

感想

1975年の夏。お母さんの出産の都合で田舎のおじさんの家に預けられた「ぼく」くんのお話です。

[permalink id=4043]1[/permalink]でぼくくんが預けられるおじさんの家が、月夜野という山の中ではなくて、富海と言う港町だったら、と言う設定です。
声優さんがかなり被っていて、最初は混乱しました。でも、知人に思いがけず再会したような感じでうれしいですよ。
今回は舞台が海なので、泳ぐ事もできるようになりました。

 

これ、1と比べて「ゲーム性」が上がってると思います。
この場合、「ゲーム性」とは、クリア対象の数とか質を指します。
つか、ふれあい重視?
1は、なんだかんだ言って1人で遊んでる時間が大半だったと思います。
そりゃ、萌ねえちゃんや詩ちゃん、ガッツ君たちと話すことはできたんですけど、彼らは彼らの場所をきちんと持っていて、その中にぼくくんが間借りしているような感じがしてました。
最初から存在している空間に、ぼくくんが「オキャクサマ」としてやってきた。基本的に誰も干渉しないから、好きにやんなさい、って感じ。
今回も、彼らが場所を持っている所までは同じなんだけど、ぼくくんに対して差し伸べられている手が、圧倒的に多い。
彼らが率先してぼくくんを受け入れようとしているような気がしました。
その分、実は彼らを追い掛け回すような夏休みになっているような気がする。
(いや、好きでやってるんですけど)
ぼくくんの行動の指針が、

   この時間はあの場所であの人がこんな話をしてくれる
   同じ時間に別の場所にはこの人がいる
   次の時間はあっちでイベントがある
   …から、ここからここまでは自由時間だ。さぁ遊ぶぞ!

こんな感じになっている。
いやね、1プレイでせいぜい2~3人を追いかけるようにすれば、こんな事にはならないんでしょうけどねぇ。
エンディングも、ホロリより「良かったね」が先に来るようなさわやかな感じでした。
分岐も、「あれが集まったか」のみでの分岐になっていて、ホントに好きに遊べるようになってましたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です