MOTHER3

機種

DS

ジャンル

RPG

感想

奇妙で、おもしろい。
そして、せつない。

こんなキャッチコピーで、前作のMOTHER2発売から10年以上経って発売されました。
(とは言っても私が前作をプレイしたのはほんの数年前なんですが)

タツマイリ村に住む双子のリュカとクラウス。(2人とも名前変更可)
物語は、リュカが母・ヒナワの実家であるアレックの家で目覚めるシーンからはじまります。
この日まで、双子と母は、アレックを山小屋にたずねてきていたのです。父・フリントはヒツジの世話があるので、イヌのボニーと一緒に家に残っていました。
今日は家に帰る日。
ヒナワはフリントに今の状況とこれから帰ると言う手紙を伝書鳩で送りました。

なんだかほのぼのと平和な光景です。
…それが何であんな切ない始まりになってしまうんでしょうか。

物語は8章仕立て。
前半は章ごとに操作するキャラクターが変わります。
フリント、正義のどろぼうダスター、廃墟と化した城のクマトラ姫、恋人を人質にとられたおサルのサルサ、そしてリュカとボニー。
彼らはそれぞれの目的のために、旅立ち、出会い、行動を共にします。
システムですが。
ドラム式のHP、MP増減は採用されています。ただし、弱い敵に触るだけで勝てる、という親切経験値稼ぎはなくなりました。
戦闘時は、戦闘中に流れる曲のリズムに合わせてタイミング良くボタンを押すことで、最大16Hit、通常の2.5倍のダメージを与えることができるサウンドバトルシステムというのが使用されています。
使用される曲はかなり多く、曲によってはタイミングを計るのが難しいものもあります。
(もちろん、通常の1回攻撃だけでも十分進んでいけますが、そこまで難しいものでもないので使った方がはるかに楽)
1度でも戦った(と言うか見た)敵は、「たたかいのきおく」に書き込まれ、以降はいつでも戦うことが出来ます。(サウンドバトル練習用の擬似戦闘です)
これには、敵の前と後のグラフィックが記録されます。後姿も通常戦闘で確認しないと記録されません。
後姿は、敵に背後からぶつかるか、戦闘中にグッズのバカガミールを使用する、もしくはダスターの特技「サイレンクワガタ」を使用することで見る事が出来ます。
(これのために親切経験値稼ぎが出来なくなったのではないかと。あれだと、逃げる敵に後からぶつかっただけで戦闘終了ですし)
序盤にしか出現しない敵の場合、まだダスターはいないし、バカガミールもないので、背後を取るのはかなり難しいかも。コンプリートを目指す方は頑張ってください。
ちなみに、戦いの記憶を全部埋めても、特に何もありません。自己満足だけです。

基本的なストーリーは、かなり重いです。
何となくのほほんとしていた前作までと違って、悲壮感すら漂うような話です。
が。
そこはMOTHERらしく、そこかしこに散らばるネタ健在で、ものすごく重い話も何となく楽しめるようになっています。
あちこち探し回ると、どうでもいい小ネタが満載です。
物語には関係のない、住民たちのささやかなやり取りや、何のためにいるのか良くわからない敵キャラ等。
重く切ない話なのに、笑わせてくれます。
おなじみのどせいさんも健在。いつもどおりのわけのわからなさ(笑)を振りまいています。
このあたりはまさに、キャッチコピーのとおりです。
でも、個人的には前作の方が色々と好きです。
最もわかりやすいのは、ゲーム内で入力させられるプレイヤーの名前の使い方ですかね。
前作はマジで感動しましたけど、今作のは…何だか微妙。
全てが終わってからチラッと御礼を言われるだけってのもなぁ。今回は全く、何も、してない気がするし。

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感想

奇妙で、おもしろい。
そして、せつない。

こんなキャッチコピーで、前作のMOTHER2発売から10年以上経って発売されました。
(とは言っても私が前作をプレイしたのはほんの数年前なんですが)

タツマイリ村に住む双子のリュカとクラウス。(2人とも名前変更可)
物語は、リュカが母・ヒナワの実家であるアレックの家で目覚めるシーンからはじまります。
この日まで、双子と母は、アレックを山小屋にたずねてきていたのです。父・フリントはヒツジの世話があるので、イヌのボニーと一緒に家に残っていました。
今日は家に帰る日。
ヒナワはフリントに今の状況とこれから帰ると言う手紙を伝書鳩で送りました。

なんだかほのぼのと平和な光景です。
…それが何であんな切ない始まりになってしまうんでしょうか。

物語は8章仕立て。
前半は章ごとに操作するキャラクターが変わります。
フリント、正義のどろぼうダスター、廃墟と化した城のクマトラ姫、恋人を人質にとられたおサルのサルサ、そしてリュカとボニー。
彼らはそれぞれの目的のために、旅立ち、出会い、行動を共にします。
システムですが。
ドラム式のHP、MP増減は採用されています。ただし、弱い敵に触るだけで勝てる、という親切経験値稼ぎはなくなりました。
戦闘時は、戦闘中に流れる曲のリズムに合わせてタイミング良くボタンを押すことで、最大16Hit、通常の2.5倍のダメージを与えることができるサウンドバトルシステムというのが使用されています。
使用される曲はかなり多く、曲によってはタイミングを計るのが難しいものもあります。
(もちろん、通常の1回攻撃だけでも十分進んでいけますが、そこまで難しいものでもないので使った方がはるかに楽)
1度でも戦った(と言うか見た)敵は、「たたかいのきおく」に書き込まれ、以降はいつでも戦うことが出来ます。(サウンドバトル練習用の擬似戦闘です)
これには、敵の前と後のグラフィックが記録されます。後姿も通常戦闘で確認しないと記録されません。
後姿は、敵に背後からぶつかるか、戦闘中にグッズのバカガミールを使用する、もしくはダスターの特技「サイレンクワガタ」を使用することで見る事が出来ます。
(これのために親切経験値稼ぎが出来なくなったのではないかと。あれだと、逃げる敵に後からぶつかっただけで戦闘終了ですし)
序盤にしか出現しない敵の場合、まだダスターはいないし、バカガミールもないので、背後を取るのはかなり難しいかも。コンプリートを目指す方は頑張ってください。
ちなみに、戦いの記憶を全部埋めても、特に何もありません。自己満足だけです。

基本的なストーリーは、かなり重いです。
何となくのほほんとしていた前作までと違って、悲壮感すら漂うような話です。
が。
そこはMOTHERらしく、そこかしこに散らばるネタ健在で、ものすごく重い話も何となく楽しめるようになっています。
あちこち探し回ると、どうでもいい小ネタが満載です。
物語には関係のない、住民たちのささやかなやり取りや、何のためにいるのか良くわからない敵キャラ等。
重く切ない話なのに、笑わせてくれます。
おなじみのどせいさんも健在。いつもどおりのわけのわからなさ(笑)を振りまいています。
このあたりはまさに、キャッチコピーのとおりです。
でも、個人的には前作の方が色々と好きです。
最もわかりやすいのは、ゲーム内で入力させられるプレイヤーの名前の使い方ですかね。
前作はマジで感動しましたけど、今作のは…何だか微妙。
全てが終わってからチラッと御礼を言われるだけってのもなぁ。今回は全く、何も、してない気がするし。

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