黄金の太陽 失われし時代

機種

GBA

ジャンル

RPG

感想

[permalink id=3983]黄金の太陽 開かれし封印[/permalink]の続編に当たります。
今回の主人公は、前作で敵側にいたガルシア。彼と、妹のジャスミン、ジャスミンとともに前作で拉致されたスクレータ、前作最後にガルシアとともに灯台から転落したシバの4人がメインになります。
途中から謎のエナジー使い、ピカードを仲間にし、前作で周らなかった2つの灯台を巡ります。
前作の主人公たちとも和解して、8人+1人(スクレータは戦いません)のパーティーで旅をする事になります。

システム等に特に変更はなく、純粋に、1本の作品を分割して販売したような形になっています。
前編後編で主人公の違う作品、ってのは別に「全くない作品構成」ではないですし。(小説とか)
まぁ、ジンの召喚で、複数属性ジンの組み合わせで呼び出せる物が増えたくらいですかね。

作品内のパズル要素もぬるめの難易度で、引っ掛かる事もほとんどなく。テンポよく楽しめました。
むしろ突っ込みたいのはシナリオの方ですかね。

…あの。
前作からの宿題である目的が、根こそぎ否定されてるように見えるのは気のせいですか?

「灯させない」と言う目的は、とある理由によって「灯す」事に変わり。
○○様の為に幻の島を捜し、薬を取ってくるという目的も、○○様死亡、という反則のようなネタで、しなくてもいい物になる。借りたアイテムも借りっぱなしですか。いいのかそれ。
前作の主人公たちの行動って、結局報われないと言うか…。扱いが微妙だなぁと思ったわけです。
エンディングはともかく、ラストバトルとその前後に、何となくすっきりとしないものも感じます。

アレだなぁ、と思ったのは、ガルシアの会話分岐。(前作ロビンもそんな感じだけど)
時々、仲間の会話で「はい」「いいえ」形式の質問をされることがあるんですが(DQ形式の奴ですよ)、あの質問、何の意味があったんでしょうか?
と言うのは、この手の質問が物語の本筋に関係する所ではなく、むしろどうでもいい所でしか出てこないから。
例を上げると、こんな感じ。

  本筋に関係する質問の例
    「○○に行ってみる?」
    ・「はい」 →○○に行く事に。
    ・「いいえ」→○○には行かずに話が進む。
     (「はい」を選ぶまでループする作品もあるが。「そんな、ひどい…」とか(笑))

  この作品の質問の例
    「○○を知ってる?」
    ・「はい」 →他のメンバーの為に○○の説明が入る。
    ・「いいえ」→当然、○○の説明が入る。

…何だそりゃ。
基本的に質問が後者タイプなので、しゃべらない主人公の割に、「動かされてる」って感が強くなる。何だかなぁ。コレならむしろ、こんな質問いらない。普通にスルーさせてくれ。

GBA同士の接続やパスワードにより、前作の情報が引き継げるようになってます。
引き継ぐ事により、前作で集めたジンや主人公たちのレベル、アイテムが引き継がれます。
が。
GBA同士を繋ぐケーブルがないと、コレが辛いのです。
せっかくだから全情報を引き継ぎたいじゃないですか。
でも、その為に入力しないといけないパスワードは260文字。シャレにならん。
根性で入力しましたさ。

とりあえず、前作の分もあわせて、全ジンを入手できました!
…でも、デュラハン倒してません。レベルと作戦がヘボくて返り討ちにあいました(泣)。
いずれ目指すぞリベンジ!(忘れるかもしれないけど!)

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