2006/12/10日記

鶯谷へ。
慣れない駅付近を印刷してきた地図等を便りに目的地、東京キネマ倶楽部へと向かいます。
行った先には既に、そこそこ人が行列しておりました。

今日は、上野洋子さんのデビュー20周年記念ライヴです。

 

結構バタバタしましたが、何とか入場。
2階席のステージから向かって左に席を確保。
斜め上から見下ろす形になりそうです。
しかし…。椅子がパイプ椅子なんで、ちょっと座っているのが辛いかも…。
待つ事しばし。会場の照明が落とされまして。
いよいよ始まりましたよィェー!

 

初めて見るナマ上野洋子…。ドキドキです。
むしろ知らない曲の方が多かったけど、その中で時々、自分の好きな曲が歌われたりすると、それだけでまたドキドキ。
しかも、ZABADAKを脱退してから初めて、上野さんがZABADAK時代の曲を歌ってくれたんですよ!3曲も!
Hide in the BUSHと、アジアの花(メドレーの中で)と、天使に近い夢。
す、好き歌ー!
更に。
脱退後のCDの中でも特に好きなナーサリーチャイムスからも2曲歌ってくれましたし! (もりばやしみほさんの歌う)「私の畑で」を、アレンジバリバリで歌ってくれた時にはもう…!
さすがにアニメの曲とかは全く持ってなかったですがね。
数日前に*1を予習として聞きなおしてあったので、結構耳が覚えている曲も多かったです。

 

途中のMC。
…いやぁ、上野さんは口下手な方ですね。(妙に好感を持つ私)
所々、何を言ったらいいのか困ってるようなシーンが結構ありました。何を話すか全然考えてなかったらしいです。
「この年になってこんな格好をするとは…」なんて言っていましたが、確かに少し露出度が高めだったかも。肩とか。
で、「メイクって凄いよね」とボソッと(笑)。
メンバー紹介では、ギタリストの鬼怒無月(きどなつき)氏の紹介時に、「普段は難しいことばっかりやってるから、こんなポップな曲なんて弾いてるくれるのかな、と心配してたんだけど」と言ったら、即座に本人に

   「これポップスなんですか?

と突っ込まれ、会場は爆笑の渦に。た、確かに、世間で言われている「ポップス」からはちと外れ気味な気もしますが…。
自分でポップスとか言っておきながら、その後のメドレーは「すごく難しいじゃん」とか言ってました。自分でそうやって繋げたのにな。
この時、「やめろー!」と言う抗議の声がステージ上から上がっていた(笑)。私の座っている場所からは誰が言ったのはよくわからなかったのですが、おそらく仙波清彦氏では無いかと。(この方も難解な曲のドラムをさらっとこなす方です)

どの曲でか忘れましたが、バイオリンの武川雅寛氏が、基本はバイオリンを引きつつ途中のみトランペットを吹く、というスゴ技を披露。
その間、バイオリンは左手で持ったまま。右手でトランペットを持ち上げ、右手のみで演奏。トランペットパートが終わったら、また置いてバイオリンの演奏に戻る。すげー。
天使に近い夢の中で、結構長いソロをこなした海沼正利氏。隣で見ていたオット曰く、「手の動きが見えないほど早い」とか。
スティールパンの音の嵐。圧倒です。

 

上野さんの意向でアンコールはありませんでした。
それでも2時間で22曲。満腹です。
でもまだ聞きたい! そう思わせるようなライヴでした。
これで終わりなんてもったいない!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です