143年(14)

こんがらがる人間模様

朝からいい笑顔のファゼーロ君に声をかけられました。

すぐに友人に戻す

ああン、ちょっと会わなかったら知人になってしまわれましたorz
またあらためて友人に…って、ちょ!
メルティちゃんが恋人ですか?

えっだってメルティちゃんは長い事フランクさんとオツキアイをしているわけで。
確かこの前会った時も本命としてフランクさんを挙げてたわけで…。

…おお~ぅorz

 

夜、アンドリュー君に会いました。
こんばんはー。アンドリュー君はいつも元気に走り回ってるよねぇ。

新恋人発覚

あっ、恋人できたんだ。おめでとう!
ルシンダさんかー。
…ん? ルシンダさん…?
何か、最近お話をした気がするなぁ…。
(友人一覧をチェック)

本命は別人

(スクショは翌日に撮った物です)
…いた。
そして、本命が違うorz サンチョさんだ。
サンチョさんも最近お話してるよなぁ…。
(友人一覧をチェック)

両思いだった

(スクショは翌日に撮った物です)
…いた。そしてルシンダさんと両思いだったorz

またか! アンドリュー君またか!

1人目のルクレーシャさんも、2人目のカルラさんも、そして3人目のルシンダさんも!
何故『誰かとうまくいっている人』のところに行くんですか!
もう、そういう方が好みなんだとしか思えないじゃないですか(笑)。

でも、ルシンダさんの場合はわからなくもないなぁ。
アンドリュー君と、ルシンダさんの本命のサンチョさんは、家が隣同士。
そして、ルシンダさんもワリと近所。
多分、ホントによく会ってたんだろうなぁ。それで『なかよし』になったんだろうなぁ…。

 

どういう形になるにしても、スピカ(と中の人)は、友人の皆様の最終的なシアワセをお祈り申し上げます。

 

悪い予感が…

スピカには、サイモンさんと会う前に王太子のハヴィさんと、アリツさんという通称『指輪さん』とのお付き合いがあります。
未だに国内を走り回っているハヴィさんはいいのですが、アリツさんはエルザさんと言う高齢の方と婚約し、スピカとお別れをしました。
アリツさんは日を置かずして結婚し…その後、エルザさんに何の変化もない事を、去年からスピカはずっと気にかけていました。
自分は(結婚後にちょっと期間が開いたけれど)『カラダに変化』があったのに、エルザさんにはその兆候が見られない。
まさか、ね…。
そう、思っていました。

 

だから、こんな連絡は来ないでほしかったのです。

 

聞きたくない連絡

うそだ…。

 

慌ててアリツさんの家に走ります。
たくさんの方がお見舞いに訪れていました。
その中に混じってエルザさんに声をかけます。

見たかった色じゃない

やっぱり本当なんだ…。
彼女のステータス欄に表示された羽は、黒。
本当は、黒じゃなくて白い羽が見たかったんです。2人の子供に生まれて欲しかったのです。

 

夕刻。
エルザさんの葬儀に参列しました。

これでお別れ

エルザさんは、スピカが農場員になった年に農場代表をしていた方です。
どこからどう見ても仕事中のスピカに「何してるの?」とか聞いてくるステキなお方でしたが、それはそれとして多分、初めての農場員時代に、色々とお世話になっていたと思うのですよ。

葬儀の前に、アリツさんに声をかけました。
ククリアでは、子無しで死別した場合でも「再婚」はできません。
アリツさんは、スピカと同じ、9歳。
子供もいません。
スピカ入国当時から一人暮らしでしたし、ヘンズリー姓の別家庭もないので、おそらくスピカよりも前に一人で移住してきたのではないかと思っています。
彼はこの先、長い人生をずっと一人で生きていく事になってしまいました。

一人残される

エルザさんの事を、アリツさんはいつ知ったのでしょうか。
(フラグ会話出現時期がナルルと一緒なら、今年に入ってからだと思うのですが)
でも仮に結婚前に知っていたとしても、アリツさんはエルザさんを選んで結婚したんだろうなぁ。
それだけの覚悟をしていたんじゃないかなぁ、と思います。
自分の倍以上の年の方に、自分から結婚を申し込み、2人で暮らす事を選択したアリツさん。
それを受け入れたエルザさん。
エルザさんの年齢的に、遅かれ早かれこうなる事はわかっていたのだと思います。覚悟はできていて、それでも2人で先に進んだんだと思います。
当時のスピカはそりゃもうイイカゲンではありましたが、こんな2人の間に入る余地は、やっぱり無かったのです。

 

この日、スピカはサイモンさんとデートをしました。
行き先は、劇場でした。

あなたしかいない

いつか、離れてしまう事もあるでしょう。
でも、少なくとも、スピカはサイモンさんを選んで、サイモンさんはスピカを選んでくれた。
お互いに今は、相手しかいないのです。

「いつか」後悔しないように。
愛すべきところも、ツッコミどころも、全部受け止めて。
そうして2人で一緒に、この国で暮らしていこう。

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