4日
ロストール到着。こっち周りで行く事にしたんで。
エンシャント周りだと、船での移動になるからね。船上で襲われたら、必ず戦わないといけないし。
ギルドに顔を出す。親父さん、何か、ついでの仕事、ない?
ドワーフ王国への配達ですか。一応通り道だし、その仕事、もらうね。
さぁ、今回は休まず出発ですよ。
8日
ドワーフ王国到着。
あ、エステルだ。
これから復帰できるって!
なんだかよくわかんないけど、お仕事、お疲れ様。
ちとMPヤバ目。宿で1泊。
9日
1晩休んで、元気いっぱい。
アキュリュースを目指しますよ。
15日
アキュリュース到着。
広場にアイリーンがいた。
先生の事を心配してる。…先生?
多分、ご実家の近くの道場主、オッシさんの事だと思うけど。やさしいねぇ。
騎士になれるように、がんばってね。
神殿前で、イークレムンさんに会った。
母さんの形見のイヤリングを見ていると、赤い鎧の大きな男の人と、自分に似た感じの女性のイメージが浮かんでくるんだって。
それって、イークレムンさんのご両親、なのかな。
ふぅ…形見、か…。
父さんと母さんの形見、そう言えば持ってない。唯一あるのは、父さんにもらった『復活の真珠』だけ。
なんだか使えない。手放せない。
さて。
仕事もないし、移動しようかな。
そうだな、とりあえず、エンシャントに行ってみましょ。
23日
歴史が、動く―――
ネメアさんが、闇に染まった現皇帝を倒し、自分が帝位につく。
そして、大陸全土に戦いを挑む。
そんな中、エンシャント到着。
あれ、エステル、また仕事?
行ってらっしゃい。気をつけてね。
とりあえず1泊しておく。
24日
墓地で、ザギヴさんを見かけた。
「あ、あのー…」
「付きまとわないで!」
ガーン! 単に声かけただけじゃん!
しかも会うのはかなり久々ですよ?
ライラネート神殿を出たところで、ベルゼーヴァさんにつかまった。
「エスト=リューガ博士について、知っているか?」
確か、前に1回、会ってるかな。
やたらとべた褒めしますねエストさんの事。
…でも、何故それを私に話すんですか?
スラムへ。
あれ、何かおじいさんが兵士に囲まれてる。
おじいさん自体もなんだか怪しい(笑)けど、一応、助ける!
…あっさり兵士を叩きのめす。
(あちこちで国家権力を叩きのめしているような気がする。そのうち消されるぞマリエル)
おじいさんは、妖術宰相ゾフォルと名乗った。お、お尋ね者ー?
でもまぁいいや、ついて行く(笑)。
彼の隠れ家に行けるようになりました。
でも、彼曰く、「いずれ対立するだろう」
そうですか…じゃ、その時までは仲良くさせてもらいますよ。
ギルドへ顔を出す。
あ、あれ、あなたはノエルさん! 元気そうだね。
冒険者になったそうです。強くなるために。
一緒にいるのは…カフィンさんも、お久しぶりです。お変わりなくて安心しました。
それから、レイヴンさん。あれ、確かあなたもオズワルドでお見かけしましたね、チラッと。
更に…アナタはアミラルで会ったエルフさん! ナーシェスさんと言うのですか。
皆さん、よろしくね。旅先でもまた、会えるといいね。
ノエルさん達が出て行った後で、こっちも仕事を探す。
魔道の塔での『闇中花』探索、ってのをやってみましょうかね。
さて、魔道の塔は確か、ここのスラムから奥に進んだところにあったよな…と、ノトゥーン神殿の前を通ろうとしたら。
エルファスさんだ。また説法してる。いや、何も他教の教会前でやらなくても…。
そこへ兵士がやってきて、エルファスさんを手荒に止めようとしてます。
街の人が止めに入ったら…あんたら、一般人に手ェあげたね!?
そういうのは好かーん! 叩きのめす!
止めに入った街の人の怪我は、エルファスさんが「奇跡の力」で治したようです。魔法で治したのよりも、きれいに。
なんだかだんだん、エルファスさんを信じる人も増えてきているみたい。
で、よ。
「力でどうにかしようとするのは
君もあいつらと変わらない」
ですか?
ちょいムカ。
人にはそれぞれ、できる事とできない事がある。
そして、人にはそれぞれ、譲れるものと譲れないものがある。
譲れない事が目の前で起きて、それに対して「自分のできる事」をしないなんて、あたしゃヤだね。
今の段階では、あの行動が、私にできる「精一杯」だ。ベストを尽くして何が悪いんだ。
むしろ、「神に祈れ、祈る事しかするな」と言いたいんですか?
それこそ、思考が止まってやしませんか?
エルファスさんこそ、病的に「物理的な力を使う人を非難してる」ように見えるぞ今までの言い方じゃ。
(いきなり、「今日の力説」。どうしたマリエル)
…でも、まぁいいです。別に議論をしたいわけじゃないし。
とりあえず、道中お気をつけて。
さて、気を取り直して。魔道の塔です。
『闇中花』は簡単に見つけたんだけど、一応ガンガン奥へと進んでみます。
ワープを延々と繰り返し、行った先には…
ナニ!? 壁に埋まってる人がいる?
こっちが名乗ってもいないのに、「マリエル」って呼ばれたよ。怖っ!
彼はシャロームさん。竜王によってゆがめられた歴史を教えてくれるらしいです。
「また来い」って言われたけど、ここ、結構遠いからなぁ。メンドクサイ。(そんな)
しかも、帰り際の台詞が気になる。聞こえてるぞゴルァ!
利用されっぱなしになんて、ならないぞ! …多分。
ギルドへ戻ったら、親父さんに呼ばれました。
私を名指しで、闇の神器を探して欲しいという依頼が入っているらしい。
依頼主は…ケリュネイアさん、ねぇ…。
とりあえず、わかっている神器の場所は3つ。
-
罪深き者の迷宮
ただしいつもあるわけではない。(メーワク) - ウルカーン
- エストさんが持っている
他にも9個あるらしい。げふ。
詳しい話は、ライラネート神殿にいる依頼者本人に聞いてくれ、だって。
ギルドの外に出たら。あ、なんだか顔なじみのダークエルフさん。
いい加減、名前を聞いておかなかったのが痛いなぁ。
(台詞のところにはしっかり名前が書いてあるんですけどね。マリエルにはそんな物見えてないわけで。今までに互いに自己紹介したような時間もないし)
え、ネメアさんも闇の神器を探すの?
そしてアナタもついてくの?
パーティーは他に、ボルダンのゼリクさん。(あの日急に戦いを挑んできた方)
それから、ドワーフのドルドラムさん。(墓地ではどうも)
うわー。敵に回したくないなー。
で、でも、これは仕事。負けないぞぅ!(マジ!?)
すいませんケリュネイアさん。いい加減疲れました。
1泊します。待っていてください。(1日待たせるのかマリエル)
25日
ライラネート神殿へ。あれ、誰もいない。1日待たせたから、帰っちゃった? どうしよう…。
と、そこへ1人の女性が入ってきた。彼女がケリュネイアさん。
どうやら彼女は、神器をネメアさんに渡したくないらしいです。なんだか力説してます。
「でも、悪用するとは限らないんじゃあ…」
「甘いわ、マリエル。
英雄は、いつまでも英雄でいるとは限らないのよ」
彼女は更に言う。ネメアさんの父親は人間ではない、と。父親は、魔人バルザーだと。
バルザー? 何か聞いた事があるような…。
(必死に記憶を手繰る。そりゃもう地引網で根こそぎ)
ぇえー! こ、この前ネメアさん、自分で倒しちゃったよ!
と、慌てるマリエルを無視するケリュネイアさん。
あー…ホントにネメアさんが信じられないんだなぁ。
ま、いいや。一応、依頼は受けておきます。
のんびりやりますよ。
ギルドで、テラネへの配達の仕事をもらいました。
出発です。
27日
街道で、何か揉め事が起きている。
あれは…ノエルさん達だ。何か、襲われているようです! 相手は3人、結構手足れっぽい。
ノエルさんたちも、何故か3人。ナーシェスさん、何故いない…。
ノエルさん、加勢します! と走りよったら、襲撃者の1人がこっちに向かってきました。
お、おっけ。1人くらいなら、今の私達でも大丈夫!
何でこんなに弱気かって、現在、うちのパーティーは4人とも呪われてるから(笑)。呪いのアイテム配達中なんだよぅ。
襲撃者を撃退したところで、ナーシェスさん登場。遅いよ…。
ナーシェスさん曰く、襲ってきた奴らは、「施文院」の者らしい。…何ソレ。
ノエルさんもわからなかったらしく、私の代わりに聞いてくれた。ナーシェスさんが説明する。
んー、つまりは、行き過ぎた狂信者集団ってところですか?
(も、もうちょっとやわらかい言い方はできないものか…)
何でいきなり襲われたんだろう? ノエルさん達、気をつけてね。
29日
テラネ到着。
アイリーンに会う。
久しぶり。元気だった?
なんだか機嫌のいいアイリーンに誘われて、森の奥へ。
アイリーンは、旅の話をしてくれた。
カルラって名前のかっこいい女の子に会ったんだそうだ。
彼女と一緒に、閉鎖されているロセンに入り込んで、王様を懲らしめたんだって! なんだかすごいじゃん!
カルラさんはディンガルの騎士らしい。
「私も、ディンガルでなら
騎士になれるかも」
と、かなり舞い上がっておられました。
がんばってねアイリーン。
ギルドへ。
親父さんから、ちょっと大きめの仕事をいただきました。
紺碧の洞窟の魔物退治。
1度行った場所だし、勝手知ったるなんとやら。(いやそこまでは知らんだろうに)
行ってきます!