1202年  5月

4日

ロストール到着。こっち周りで行く事にしたんで。
エンシャント周りだと、船での移動になるからね。船上で襲われたら、必ず戦わないといけないし。

 

ギルドに顔を出す。親父さん、何か、ついでの仕事、ない?
ドワーフ王国への配達ですか。一応通り道だし、その仕事、もらうね。

 

さぁ、今回は休まず出発ですよ。

 

8日

ドワーフ王国到着。

 

あ、エステルだ。
これから復帰できるって!
なんだかよくわかんないけど、お仕事、お疲れ様。

 

ちとMPヤバ目。宿で1泊。

 

9日

1晩休んで、元気いっぱい。
アキュリュースを目指しますよ。

 

15日

アキュリュース到着。

 

広場にアイリーンがいた。
先生の事を心配してる。…先生?
多分、ご実家の近くの道場主、オッシさんの事だと思うけど。やさしいねぇ。
騎士になれるように、がんばってね。

 

神殿前で、イークレムンさんに会った。
母さんの形見のイヤリングを見ていると、赤い鎧の大きな男の人と、自分に似た感じの女性のイメージが浮かんでくるんだって。
それって、イークレムンさんのご両親、なのかな。
ふぅ…形見、か…。
父さんと母さんの形見、そう言えば持ってない。唯一あるのは、父さんにもらった『復活の真珠』だけ。
なんだか使えない。手放せない。

 

さて。
仕事もないし、移動しようかな。
そうだな、とりあえず、エンシャントに行ってみましょ。

 

23日

歴史が、動く―――
ネメアさんが、闇に染まった現皇帝を倒し、自分が帝位につく。
そして、大陸全土に戦いを挑む。

 

そんな中、エンシャント到着。

 

あれ、エステル、また仕事?
行ってらっしゃい。気をつけてね。

 

とりあえず1泊しておく。

 

24日

墓地で、ザギヴさんを見かけた。

   「あ、あのー…」
   「付きまとわないで!」

ガーン! 単に声かけただけじゃん!
しかも会うのはかなり久々ですよ?

 

ライラネート神殿を出たところで、ベルゼーヴァさんにつかまった。

   「エスト=リューガ博士について、知っているか?」

確か、前に1回、会ってるかな。
やたらとべた褒めしますねエストさんの事。
…でも、何故それを私に話すんですか?

 

スラムへ。
あれ、何かおじいさんが兵士に囲まれてる。
おじいさん自体もなんだか怪しい(笑)けど、一応、助ける!
…あっさり兵士を叩きのめす。
(あちこちで国家権力を叩きのめしているような気がする。そのうち消されるぞマリエル)
おじいさんは、妖術宰相ゾフォルと名乗った。お、お尋ね者ー?
でもまぁいいや、ついて行く(笑)。
彼の隠れ家に行けるようになりました。
でも、彼曰く、「いずれ対立するだろう」
そうですか…じゃ、その時までは仲良くさせてもらいますよ。

 

ギルドへ顔を出す。
あ、あれ、あなたはノエルさん! 元気そうだね。
冒険者になったそうです。強くなるために。
一緒にいるのは…カフィンさんも、お久しぶりです。お変わりなくて安心しました。
それから、レイヴンさん。あれ、確かあなたもオズワルドでお見かけしましたね、チラッと。
更に…アナタはアミラルで会ったエルフさん! ナーシェスさんと言うのですか。
皆さん、よろしくね。旅先でもまた、会えるといいね。

ノエルさん達が出て行った後で、こっちも仕事を探す。
魔道の塔での『闇中花』探索、ってのをやってみましょうかね。

 

さて、魔道の塔は確か、ここのスラムから奥に進んだところにあったよな…と、ノトゥーン神殿の前を通ろうとしたら。
エルファスさんだ。また説法してる。いや、何も他教の教会前でやらなくても…。
そこへ兵士がやってきて、エルファスさんを手荒に止めようとしてます。
街の人が止めに入ったら…あんたら、一般人に手ェあげたね!?
そういうのは好かーん! 叩きのめす!
止めに入った街の人の怪我は、エルファスさんが「奇跡の力」で治したようです。魔法で治したのよりも、きれいに。
なんだかだんだん、エルファスさんを信じる人も増えてきているみたい。
で、よ。

  「力でどうにかしようとするのは
   君もあいつらと変わらない」

ですか?
ちょいムカ。
人にはそれぞれ、できる事とできない事がある。
そして、人にはそれぞれ、譲れるものと譲れないものがある。
譲れない事が目の前で起きて、それに対して「自分のできる事」をしないなんて、あたしゃヤだね。
今の段階では、あの行動が、私にできる「精一杯」だ。ベストを尽くして何が悪いんだ。
むしろ、「神に祈れ、祈る事しかするな」と言いたいんですか?
それこそ、思考が止まってやしませんか?
エルファスさんこそ、病的に「物理的な力を使う人を非難してる」ように見えるぞ今までの言い方じゃ。
(いきなり、「今日の力説」。どうしたマリエル)
…でも、まぁいいです。別に議論をしたいわけじゃないし。
とりあえず、道中お気をつけて。

 

さて、気を取り直して。魔道の塔です。
『闇中花』は簡単に見つけたんだけど、一応ガンガン奥へと進んでみます。
ワープを延々と繰り返し、行った先には…
ナニ!? 壁に埋まってる人がいる?
こっちが名乗ってもいないのに、「マリエル」って呼ばれたよ。怖っ!
彼はシャロームさん。竜王によってゆがめられた歴史を教えてくれるらしいです。
「また来い」って言われたけど、ここ、結構遠いからなぁ。メンドクサイ。(そんな)
しかも、帰り際の台詞が気になる。聞こえてるぞゴルァ!
利用されっぱなしになんて、ならないぞ! …多分。

 

ギルドへ戻ったら、親父さんに呼ばれました。
私を名指しで、闇の神器を探して欲しいという依頼が入っているらしい。
依頼主は…ケリュネイアさん、ねぇ…。
とりあえず、わかっている神器の場所は3つ。

  1. 罪深き者の迷宮
    ただしいつもあるわけではない。(メーワク)
  2. ウルカーン
  3. エストさんが持っている

他にも9個あるらしい。げふ。
詳しい話は、ライラネート神殿にいる依頼者本人に聞いてくれ、だって。

 

ギルドの外に出たら。あ、なんだか顔なじみのダークエルフさん。
いい加減、名前を聞いておかなかったのが痛いなぁ。
(台詞のところにはしっかり名前が書いてあるんですけどね。マリエルにはそんな物見えてないわけで。今までに互いに自己紹介したような時間もないし)
え、ネメアさんも闇の神器を探すの?
そしてアナタもついてくの?
パーティーは他に、ボルダンのゼリクさん。(あの日急に戦いを挑んできた方)
それから、ドワーフのドルドラムさん。(墓地ではどうも)
うわー。敵に回したくないなー。
で、でも、これは仕事。負けないぞぅ!(マジ!?)

 

すいませんケリュネイアさん。いい加減疲れました。
1泊します。待っていてください。(1日待たせるのかマリエル)

 

25日

ライラネート神殿へ。あれ、誰もいない。1日待たせたから、帰っちゃった? どうしよう…。
と、そこへ1人の女性が入ってきた。彼女がケリュネイアさん。
どうやら彼女は、神器をネメアさんに渡したくないらしいです。なんだか力説してます。

   「でも、悪用するとは限らないんじゃあ…」
   「甘いわ、マリエル。
    英雄は、いつまでも英雄でいるとは限らないのよ」

彼女は更に言う。ネメアさんの父親は人間ではない、と。父親は、魔人バルザーだと。
バルザー? 何か聞いた事があるような…。
(必死に記憶を手繰る。そりゃもう地引網で根こそぎ)
ぇえー! こ、この前ネメアさん、自分で倒しちゃったよ!
と、慌てるマリエルを無視するケリュネイアさん。
あー…ホントにネメアさんが信じられないんだなぁ。

ま、いいや。一応、依頼は受けておきます。
のんびりやりますよ。

 

ギルドで、テラネへの配達の仕事をもらいました。
出発です。

 

27日

街道で、何か揉め事が起きている。
あれは…ノエルさん達だ。何か、襲われているようです! 相手は3人、結構手足れっぽい。
ノエルさんたちも、何故か3人。ナーシェスさん、何故いない…。
ノエルさん、加勢します! と走りよったら、襲撃者の1人がこっちに向かってきました。
お、おっけ。1人くらいなら、今の私達でも大丈夫!
何でこんなに弱気かって、現在、うちのパーティーは4人とも呪われてるから(笑)。呪いのアイテム配達中なんだよぅ。

襲撃者を撃退したところで、ナーシェスさん登場。遅いよ…。
ナーシェスさん曰く、襲ってきた奴らは、「施文院」の者らしい。…何ソレ。
ノエルさんもわからなかったらしく、私の代わりに聞いてくれた。ナーシェスさんが説明する。
んー、つまりは、行き過ぎた狂信者集団ってところですか?
(も、もうちょっとやわらかい言い方はできないものか…)
何でいきなり襲われたんだろう? ノエルさん達、気をつけてね。

 

29日

テラネ到着。

 

アイリーンに会う。
久しぶり。元気だった?
なんだか機嫌のいいアイリーンに誘われて、森の奥へ。

アイリーンは、旅の話をしてくれた。
カルラって名前のかっこいい女の子に会ったんだそうだ。
彼女と一緒に、閉鎖されているロセンに入り込んで、王様を懲らしめたんだって! なんだかすごいじゃん!
カルラさんはディンガルの騎士らしい。

   「私も、ディンガルでなら
    騎士になれるかも」

と、かなり舞い上がっておられました。
がんばってねアイリーン

 

ギルドへ。
親父さんから、ちょっと大きめの仕事をいただきました。
紺碧の洞窟の魔物退治。
1度行った場所だし、勝手知ったるなんとやら。(いやそこまでは知らんだろうに)
行ってきます!

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