ドラゴンクエスト V 天空の花嫁

機種

SFC / PS2 / DS

ジャンル

RPG

感想

3回やりました。
で、思ったんですが、これって、プレイした年代によって、作品の捕らえ方が微妙に違うかもしれない。
1回目は、大学時代だったのですよ。
で、主人公が勇者じゃなくて、子持ちってのに非常に抵抗があったのです。エンディングもなんかあっさり風味だし。
が、最近3回目をやって(不満でも2週していたあの頃の自分)思ったのは、

   「これ、すごいわ」

でした。
自分がラスト付近の主人公の立場に近くなったからだと思うんだけど、大きなパパに守られていた主人公が、いつのまにか自分の家族を支えて行動する、ってのに、非常にキたんですわ。
大人になって、奥さんと子ども守って、それどころか自分の国の国民も守って、仲間のモンスターも守って。共に戦って。
でも、妖精は、見えなくなってる。
レベルとかじゃなくて、マジに成長したねぇ、大人になっちゃったんだねぇ主人公…ほろり、って感じでした。
1回目やってた頃の自分は、ここまで受け止められなかったんですね。底が浅くて。お子ちゃまだったし。
でもやっぱり、エンディングは好きじゃない(笑)。舞踏会(ダンスパーティー)=平和の象徴と、私には取れないからでしょうな。
奥さんは何回やってもビアンカです。マジ可愛い。こういう気が強くて実は可愛いの好みだし。

(20040427追加)
そして、PS2に移植されたDQV。
当然会話システムが追加されまして。
延々と会話してました。
とりあえず、子供たちがめっちゃ可愛いです。
少年時代のイベント場所だとか、記憶だとか、主人公がショックを受けそうなイベントがあると、

   「おとうさん大丈夫?」
   「どうしたの? 顔色悪いよ?」

と、散々心配してくれます。
高所恐怖症気味の女の子と、「僕、高い所ダイスキー!」な男の子。
お兄ちゃんだけ勇者なんてずるい…とふてる女の子に、犬やスライムが自分と女の子とで全然態度が違う、と嫉妬する男の子。可愛いなぁオイ。
いろんなキャラがそろいもそろって可愛くて仕方ないんですが、その中で最も株をあげたのは、実はサンチョだったりします。
特に、青年時代後半。奥様を探す旅の間。
サンタローズやラインハットで話を聞くと、ホントに心配しててくれたんだって事がひしひしと伝わってきます。うぅ…ごめんねサンチョ。
(イヤ、謝ったところでどうしようもないんだが)

サブイベントも、話に無理のない程度に追加されました。
チラッとだけど少年時代に会えるフローラとか、少年時代ラストのイベントの見せ方が変わったとか。(こっちは本気で衝撃を受けた)
エンディング後も、とある場所のイベントが増えてます。
DQ好きフィルターがかかっているとはいえ、不満点が見当たらなかったですよ。イヤ、マジで。

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