ギフトピア

機種

GC

ジャンル

オルタナティブRPG

感想

私の大好きなmoon系の作品です。
とりあえず、「オルタナティブRPG」ってジャンルは、どう判断していいのか、ナゾだ。

南の海に浮かぶのどかな島、ナナシ島。
ここで暮らすポックル(主人公)は、大人になる為の大切な儀式「大人式」に寝坊してしまいます。
大変です。このままではポックルは、一生子供のままです。キャッピー(カノジョ?)とヤクソクした、「オトナになったらシマウラに連れて行ってね!」の約束も果たせなくなってしまいます。
再大人式をする為にかかる費用は500万マネ(マネ=通貨単位)。
ポックルは大人になる為に、お金を貯める事になりました。
…ってのが導入。

実際、お金は貯めなくても問題は無いんですが。(いや、ある意味あるか)
ちょっと進めると、島の住人たちの願いをかなえることができるようになります。
みんなの心の中にある願いを聞いて、それをかなえる事で、ジワジワと大人になっていくのです。

基本的には、難易度の低いエンドネシア、って所ではないでしょうか。
移動可能時間(眠くなるまでの時間)がレベルごとに設定されていて、その時間前に家のベッドで休まないと、持ちマネを持っていかれてしまいます。
また、ハラヘリ度も設定されていて、空腹状態だと移動速度が遅くなり、体内カロリーが0になるとゲームオーバー。
まぁ、食料は、島中に果物がなっていますし、特に問題は無いかな。
(ここまでホントにエンドネシアっぽい)

コレ関係の作品全てに言える事なんですが、NPCの暮らし、設定が結構あって、それがだんだん明かされていくのを見るのが楽しい。
各キャラの意外な行動を見るのも楽しい。
そしてみんなのネガイがしょーもなかったりするのも楽しい(笑)。
で、しょーもない分、願いをかなえるのも簡単です。たいがい、島の住人に話を聞くと、誰かが関係ありそうな事を話してくれます。
後はそこからちょっとだけ考えて、実行。これでOK。
住人の「ネガイが発生する順序」は、決まってるのかな? 1つの願いをかなえたら次の願いが発生する。または、1つの願いをかなえるために、別の願いをかなえないといけないなどと、ある意味、大筋は1本道です。
が、それは大筋だけ。
それ以外の部分で結構遊ばせてくれます。
借金返済中にもらえる畑できのこや果物を栽培して売りさばいてもいいし、釣り三昧の生活に明け暮れてもいい。
タオ(飼い犬)の餌やりをサボって愛想をつかされてもいいし(笑)、宝くじに燃える生活もいいでしょう。
余所見をしなければササッと終わり、あちこち見てまわれば延々と島での生活が続く、その雰囲気がいいですね。

1本道の割に、エンディングは複数あります。
どうやってオトナになったかで変わります。大きく分けて、2種類。
エンディング自体は結構あっさりなんですが、シマウラに移された木の描写がイイですよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です