待ち合わせ時間の15分前に、東京駅に到着です。
今日の行き先は丸ビル。
ここに1番行きやすい丸ノ内南口の改札の外を待ち合わせ場所として指定しておきました。
改札を出て、周りを見渡す…いないな。
と、ふと改札前から駅入り口を見る。
いたよ3人とも。　確かに「改札外」だけどさ、むしろそこは「駅外」でしょ。遠すぎです。

無事に合流したので、地下道を通って丸ビルに入ります。
うちらが合流する前に、父、母、妹の3人で、「結局どのお店に行くか」を決めていたらしい。
第1候補がアジアンレストランだそうで。
みんなが試したことの無い料理を期待したんだそうです。なるほど。
そういう事なら、と、お店まで向かいます。Webで情報を見つけただけで、この場の5人のうち誰もお店の正確な場所を知らなかったのですが…。

　　　(お店の前に到着)
　　　私「…あれ？
　　　　　このお店、なんか覚えがある…」

何のことは無い。
ワタクシ、かつて友人に連れられてここに来てました(笑)。
お店の名前も全く覚えてなかったので、外観を見るまでは全然思い出せませんでしたよ。

問題なく入店しました。
で、みんなで注文。
私は妹と一緒にココナッツカレーを。父、母、オットは別の限定ランチを頼みました。
注文したものも揃い、ビールで乾杯。
ココナッツカレーはおいしかったです。結構辛め。私も妹も辛いの平気なので、おいしくいただきました。

ホントならここで飲みつつのんびりするところなんですが…結構な量があったので、そろって満腹です。もう飲めそうにない。
予定とは違いますが、お店を出て、次の目的に向かって移動します。

次は、父のバッグです。
仕事で使っているバッグにガタが来てるんだそうだ。で、新しいものを買おうという話なんだそうだ。
丸ビル内のバッグ店を回るんですが、用途に合ったモノが無い。
縦に長い特殊なお弁当箱を持って行けるようなバッグ…サイズ的に結構厳しいようです。
別のお店をグルグル見て回っていた私。すばらしいものを発見しました。
いいじゃんこれ。サイズもバッチリ(死語)だよ！
近くを歩いていたオットと妹を召喚。
妹が母を召喚。
そこへ父も合流。
全員爆笑。
そこにあったものは、(多分)ポリエチレン製のランドリーバッグ(笑)。

…冗談はさておき。
丸ビル内では用途に合ったバッグ、無さそうです。
なので今度は大丸に行く事にしました。
妹曰く

　　　妹「紳士用のバッグなら、地下だよ。
　　　　　大丈夫！ 私この辺は”庭”だったんだから！」

それを信じて付いていく。
地下に降りて、妹の指し示す方向に歩いていくと…

　　　私「どう見ても
　　　　　大丸の地下じゃなくて、駅地下だよね」
　　　(微妙な表現ですが、大丸エリアから外れました)

近くに地図があったので、確認してみると。
妹は地下に降りてから、自信たっぷりに全く逆方向にみんなを案内していました。
うん、そうだったね。妹も私と一緒で方向音痴だったね…。

何とかお店に辿り着き、バッグを物色。
…お、結構いい型のヤツがあるじゃん！
大きさとか、形とか、申し分ないじゃん！
実際に使う(であろう)父を召喚し、意見を聞く。

　　　父「…まぁ、今回は、いいや」

全員目玉がぶっ飛んだ。何しに来たんだ今回。何してたんだ今まで。

あまりのオチに脱力しながら、駅地下の和風喫茶へ。
父と母は家のほうまでバスで帰るのですが、バスの時間までまだ結構あるのです。
ここで母と妹は、フルーツあんみつを注文。
2人ともおいしそうにいただいていますが…だんだん妹のペースが落ちてきましたよ。

　　　妹「これ、すごく甘いね。
　　　　　お母さんは蜜を調節してかけたからそれほどでもないだろうけど」
　　　母「え？ 私、全部かけたよ？」

そう言いつつ普通に完食する母。
自分の分が食べきれなくて母に回す妹。それも完食した母。
母の食べっぷりを見つつ妹はぼやく。

　　　妹「お母さんって
　　　　　前世はカブトムシだったんじゃないの！？」
　　　父「いや、クワガタだろう」

…それが正しいとすると、父の嫁はクワガタで、妹の母はカブトムシ、となりますが。それでホントにいいのか2人とも。

このとき私は。昨日の電話を思い出していました。
妹は昨日、確かにこう言った。

　　　妹「カツ！？
　　　　　どれだけ太りたいのさあの人は！」

…母が「太る」のだとしたら、それはアンタの「残りのあんみつ押し付け」も理由の一つになってると思うんですが…。

2人の乗るバスの時間が近づいてまいりました。
全員でバス停までお見送りです。
到着したバスに乗り込む2人。バスの外から見守る3人。
見守るだけならまだしも、何故かここで、妙なジャスチャーを駆使してバス内の 2人に何かを伝えようとする妹。
すいません大変恥ずかしいんですが妹よ。
他の乗客の方も結構見てますが妹よ。
そしてそのジェスチャー、真横で見てても何を伝えたいのかわからないよ(笑)。
でも、こういう度胸は尊敬に値する…わけ無いよな。

帰りはロマンスカーで、グッタリ帰りました。
お疲れ様でした。