2006/02/16日記

こちらが今まで作成していたツールは、とあるルールで作成されていたファイルを、別のルールで作り替えるものでした。
作り替えたファイルは、お客さんが別の会社に持っていきまして。
そちらの会社のプログラムからファイルを呼び出して、中の必要なデータを登録する、そんな流れになっていると思ってください。
で。
機密情報だということで、実は「新しいルールが具体的にどういうものなのか」とかは知らされていなかったんですよ。
一応新しいルールで作成したファイルは複数渡されてはいたんですが、「例外処理が大量にあって、どこが例外なのかはわからない」なんて言われてたわけですよ。
そりゃ、渡されたファイルを見て大まかなところは調べられましたけどね。
最悪9万行にもわたるテキストファイルの中に、どういう項目が何回出るか、とか無理矢理調べてやってたわけですよ。
しかもその項目が必ずしも複数になるとは限らないし、別のファイルでは全く違う項目がたくさん繰り返されているかもしれないわけです。
(よく作ったよなうち等)
つまり、今回の仕事は、「愛のエ○ロン」状態で行われたものだったわけです。
しかも、作るものが少しずつ豪勢なものに変わった挙句、「特エプ以外は認めない」とか言われているようなものだったわけです。
(「愛エプ」知らんとわかりにくいぞこの説明)

この苦しみを無理矢理乗り越えて、今月10日に完成版を提出したわけです。
そんなに大きな問題も出ず、ここ数日をのんびりと過ごしていたわけです。
むしろ「うまくできてるっぽい」とか言われてたわけですよ。

ところが。
今日になってお客さんから連絡がありました。

うちのファイルが他社プログラムで登録できないですとぅ!?

ちなみにこちらでは。他社プログラムもいただいてまして、作ったファイルがそのプログラムで読み込めるところまでは試験してありました。
ただし、登録できるかどうかの処理は確認できませんでした。
(もちろんこちらも「機密情報」なので、中で何をしているのかは全くわかりません)
Web対応のプログラムなんで、試験とはいえ登録はできないものだったのです。させてもらえなかったんです。
なのでそこは、早いうちにお客さんの方で1ファイルだけでも登録処理を実行してもらって、そこで何か出たら対応する、というオヤクソクになっていたんですよ。前から。

何でこんなタイミングなのに今まで1個も送ってなかったんですか…。

ナゾなところをこちらで調査って言われても、「正解」がわからないのに間違っているところなんて探せるもんか。
と、開発者3人が吼えている時、Kさん(上司筋の方。このチームはGさんと2人のダブルリーダー制でした)が開発者であるNさんとKさんに、

   Kさん「土曜からのって、キャンセルできる?」

とか言い出しましたよ。
土曜からMさん(別グループだが仲の良い方)、Nさん、Kさん(こっちは開発者の方)は、北海道に旅行に行く予定だったんですが。
もう予約もしてるし、スノボも送ってあるんですが。
先週土曜日には買い出しに行って、雪国装備をそろえてたんですが。
むしろ今までの激務に対するご褒美くらいの勢いで楽しみにしているのをワタクシ間近で見てたんですが。

   Nさん「僕らがいて、何するんですか?」
   Kさん「とりあえず、待機で…」

その理由じゃあ、無茶だろ。

   Nさん「出たくないです」
   私(そりゃそうだろうな)
   Kさん「じゃあ、(Nさんの)会社に連絡するから

開発者3人は他の会社から常駐作業のために送られているだけの人です。
それにしたってなんじゃそら。脅しかよ。

 

23時半で私はダッシュで帰ったけど、2人は徹夜かも。
そして私は土曜日出るかも。
いいけどね。私は予定入ってないし。

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