2002/10/28日記

ロードオブザリングを、やっと見ました。
オットが、会社の方からDVDを借りてきてくれたんです。ありがとう会社の方。
で、帰宅後上映会開始。

―ここで警告―
今回の日記は感想日記。バレ全開です。
『まだロードオブザリング見てない。これから見る予定。それまで情報を仕入れたくない!』って方は、ここから下は見ない方がよろしいかと。
一応隠しました。読みたい方は続きからドウゾ。

 

…私には、エルフのレゴラスが「ゴツくなったTOKIOの松岡くんがコスプレしている」ように見えました。
(ごめんなさい両方のファンの方見逃してください)
アラゴルンかっこええ…。(マジモード) 私のツボな顔してる。戦うお姿もステキです。
ボロミア兄さんが、ピピン、メリーの悪ガキ2人とじゃれあってる所で和んだりしました。優しい兄貴分。好きなシチュエーションだ。
ガンダルフは序盤の「愉快な魔法使い」の要素と、中盤以降の「厳格な導き手」の要素が、きれいに表現されてました。元気なじいさんステキです。
ギムリのお髭、みつあみがプリティですわ。
(つか、彼の見せ場が削られてて淋しい。奥方にメロメロになっちゃうところとか(笑))
サムが私のイメージよりも大柄だったような気がするけど…コレはホントにイメージの問題だな。
で、とりあえず、散々危険な目にあって、みんなに心配されつつ守られるフロド萌え(笑)。
まぁ、人物感想はこんな感じ。

肝心のストーリー。

うわーん原作と違うよぅ!

いや、当たり前なんですが。あの原作を正確に映像化したら、3時間なんて短すぎです。収まりません。
ただ、序盤から黒の乗り手と接敵しすぎてたような気はします。原作の「もう少しで見つかる所だったけど、ギリギリ回避できた」みたいなところが好きだったんだけどなぁ。映画だと、

   ヤバイ、見つかった!
   まずは(仕方なく)接敵!
   とりあえず戦え!
   隙を見て逃げろ!

みたいになっててちょっと不満。
トム・ポンパディルとの出会いも、塚山の部分もカットだしな。息を詰めたこっそり旅の雰囲気が、ごっそりなくなってたような。9人で旅してる時も、基本的に無防備。偵察カラスが見えたら「隠れろ!」って。アレ絶対間に合ってない(笑)。しかも声デカイし。
モリアの雰囲気は、よく出来てたと思います。ガンダルフの勇姿がイィ! 正しい道を匂いで見分ける(嗅ぎ分ける?)のもイィ! 崩れる石橋のオヤクソクな倒れ方はどうかと思ったけど。そしてその倒れ方をあらかじめ知ってるような「待ち」の姿勢もどうかと思ったけど。
(何でそんなワケわからん所を見てるんだろう)
原作知らないで映画を見た人は、ピピンとメリーが何でついて来てるのか、全然わかんなかっただろうなぁ。
あの書かれ方では単なるお荷物。フロドとの友情がどうこう、って描写が全然ないし、彼らを出し抜こうとしてことごとく失敗するフロド(笑)の部分もない。
(後半は単に私が見たかっただけ)
そして原作を知らない人は、あの部分で「待て、次回!」とか言われて、納得行かなかったんだろうなぁ。

とりあえずいろいろ並べてみました。が、出来はおおむね納得なんです。つか、満足。
魔法使いどうしの戦いが出てたし。(そうか、対魔法使いでもあれだけハードなのね。もっと精神的なものかと思ってたんだけど)
ガンダルフの花火が満載だし。
何処までも続く緑の大地だし。
敵を押し流す水の馬は美麗だし。
カラズラス越えで髭についた雪がぷりてぃだし。(だから何でそんなワケわからんところを見るか)
レゴラスの無茶な弓さばきにはさすがに突っ込みを入れたけど。
狭い隙間に弓を正確に打ち込む。すごい速度で連射。
エルフだってのを考えたとしても、「うわー、どれだけマイナス修正入ってるんだろう…」とか考えてしまった私は元TRPGプレーヤー。
それでも100発100中だもんな。すごいなぁ。(感嘆)
(ついでに言うなら、彼には戦いの後で矢を拾って再利用して欲しかった(笑)。何で無尽蔵ですか…もしかして見落としてただけ?)

あれ、なんか、レゴラスへの突っ込み多い? おかしいなぁ。
私のツボからは微妙に外れてるのに。(関係ない)

 

いや、眼福、眼福。2部以降が楽しみです。

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