森の日記を更新です。
しばらく仕事や実生活で忙しくて、更新をサボっていたので(すいません)、一気に3週間分ほど上げてみました。
それでもまだ10月に突入してません。ダメじゃん自分。
同じ業界で仕事をしていても、会社によっていろいろルールが違ったりしているんですが、今回はその会社の「ルール」があるイミ、笑える方向に作用したハナシ。
それは、オットがまだ、「花も恥らうオトメ」(おい、性別からして違うぞ!)だった頃の話です。
まだペーペーだったオット。会社で、とあるプログラムの修正を任されました。
修正する時、オットの会社では(つか、私の会社でもそうだけど)修正場所に、修正日付や更新日付、修正者の名前等をコメントに残しておくわけです。
なのでオットはその決まりに合わせて修正コメント作成。ただ、更新日付の方はその段階ではわかっていなかったので、後で正確な物を記入すると言う事にして「****/**/**」と入れておいたのです。
そしてそれを、そのまま忘れていたわけです。
数年後。
とある事情でそのプログラムの実行ログを確認していた方が、オットに言いました。
「なんか、プログラムに、
『こーさか(仮)が不正です』って
言われてるんだけど」
(オットもやっぱり「こーさか(仮)」としておきます)
調べてみるとそれは、かつて修正して、日付を仮で入れておいたあの場所。
そこにはこんな形でコメントが入っていました。
/*
XXX修正
(この辺省略)
更新日:****/**/** こーさか(仮)
*/
プログラムをかじった事がある方ならわかるかもしれません。
このプログラミング言語では、コメントを/* ~ */のように書くのです。
「/*」と「*/」で囲まれた所はコメントと認識されて、実行処理が行われないわけです。
…わかってもらえたでしょうか…。
つまり、さっきのコメントでは、日付最初の西暦部分「****/」でコメント部分が終了、それ以降は不正な文字列だと認識されていたわけです。
で、不正な部分がエラーとして、ログに残された、と。
その部分には、修正者の名前がバッチリ書かれてあったと。「こーさか(仮)」と。
「これ以上ないくらい
バグ作成者が解り易いバグだねぇ」
と、言われたそうです(笑)。
そりゃ、言い逃れできないわな。
しかも、このプログラムは毎日動いていたわけで、ログに毎日、
こーさか(仮)が不正です
こーさか(仮)が不正です
こーさか(仮)が不正です
・
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と、残っているわけだ。嫌ァァァ!
いい恥さらしじゃ!
しかし、このバグが数年の間気付かれもせず、プログラムも問題なく実行されてたってのはどうなのよ。