2003/12/06日記

ロードオブザリング 2つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディションを見ました。

―ここで警告―
今回はDVDの感想日記です。
多少ネタバレ。たぶん内容にはそれ程触れてないと思う。…けど、激しくネタバレを嫌う方は、今日の日記を読み飛ばす事を推奨します。
一応隠しました。読みたい方は続きからドウゾ。

 

日記には書いてないんですが、10月の時点でコレクターズ・エディションは見てました。で、私たちはその出来に微妙に不満があったんですよ。
エントの会議でメリーがでしゃばりすぎだったり、ファラミラがただの聞き分けのない大将になってたり、(時期的な物もあったのかもしれないけど)全体を通して「戦争の意味」を強調している様な所があったりと。

が。

スペシャル・エクステンデッド・エディションはいいぞ。ファンでも、そうでなくても見とけ!(命令形)
旅の仲間に引き続き、映画でカットされたシーン満載です。
カットされたシーンってのは、ストーリーを追うのにはさして必要のないシーンたちではあるのですが、細部の説明には必要不可欠な物なのです。
(いや、ストーリーを追う上でも必要だ! と思う方々。ココでは一応、この前提で話をします。させてください)

コレクターズ・エディションであった違和感は、今回のでほぼなくなりました。
すごいねカット映像。さすがだねカット映像!
(しかしそれは「公開した映画」としてはどうなのか)
メリーの演説にもさほど違和感ないですし、ファラミアの大将もまぁなんとか…というレベルにまで回復している。原作のファラミアさんはマジでいい人スゴイ人だったから。

どっちのバージョンでも思ったことだけど。
エオウィンさんかわいいなぁ…。(役者さんが)
好みの問題だと思うんだけど、アルウェンさんよりよっぽど好み。
そんな彼女が、思わせぶり(笑)なアラゴルンの行動に翻弄されているところがかわいくて。
そして、何より大事な事。
今までずっと、映画での「コメディ担当」はギムリだと思ってたんですが、実はレゴラスもそうだったことが判明。(それか、それが「何より大事」なのか)
私には、階段を滑り落ちる剣に乗って弓を打つシーンも、重力を無視した乗馬も、何故か笑いの対象にしかならなくて…。
(ファンの方々、大変申し訳ございません)
つかむしろ。個人的にはだからこそ! 映画の彼は好きなんですが。
映画では、どっちかと言うとアラゴルンとの方が仲良さそうだけど。原作のようなギムリとの掛け合いをもっと見てみたいなぁ。

フロドたちの場合。
んー。彼らの山場はどう考えてもこれ以降のシーンだからなぁ。
今回は「こんなもんかな」としか言えないかも。

ピピン、メリーとエント達のシーン。
協力してくれるようになるまでのやり取りは、結構不満。メリーの機転で協力してくれるようになるってのもなぁ。
原作のエントって、そこまで「自己中で物知らず」ではなかったと思うんだけど。
ただ、オルサンクの塔攻防(?)戦は納得。相手にならない、ってのはいいんだけど、いかに相手にならないか、が映像化されるってのはいいねぇ。おろおろするサルマン、素敵すぎです。

で、よ。
今回、「オルサンクの塔」しかまともに出てこなかったんですが。しかも後半にちょっとだけ。
何処が「2つの塔」なんだ。

 

残りは王の帰還のみです。楽しみだなぁ。

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