2002/06/06日記

森日記更新です。
既にどういうタイミングで更新してるのか、自分でもわかってませんね。
忙しかろうがヒマだろうが。とにかく気が向いたら。これ以外の何者でもない。

 

[permalink id=1671]5/22[/permalink]に話題にした探偵モノ、読み終わりました。4冊とも。
なんかあまりにも読書スピードが遅いんですが、これにはワケがありまして。
どうして4冊シリーズ中、3冊しか持ってなかったんですかオット。
気になるじゃないですか。オチ(と言うか何と言うか…)が。
で、本屋を探し回っていたのです。
いやぁ、まさか最初3冊を出している出版社では4冊目を出していないとは思わなかったので、ラストだけは別の背表紙になってしまいましたよ。
(わかる人にはコレだけで、最初3冊の出版社がわかるんだろォな…)
まぁ、淋しいけどいいです。些細なことです。背表紙くらい。

で。感想なんですが…。
私は1冊目は面白いと思いました。マジで。
イイっすこの探偵さん! その謎解き(つーか犯人捕獲方法)ステキ! って。読んでてドキドキしましたよ。
ただ、2冊目はなんか、それほどでもなかったような。
世間的には2冊目が絶賛されているようですが、私は断然、1冊目の方が好きです。
2冊目は…なんか、個人的に腑に落ちなかったと言うか何と言うか。似たようなハナシを見た事があると言うか…。
で、思い出したのですよ。
島田荘司さんの「龍臥亭事件」を。
(かなり内容については伏せますが、それでも多少は流出しちゃうかも。読んでない人すいません)
この2つ、トリックは全然違います。犯人の立場も全然違います。
でも、両方とも「1軒の建物で起きる連続殺人事件」で、「探偵役が変に混乱するような論理的でない(もしくは不可解な)出来事」が事件の中で起きる。
こ、これだけだと「たいして似てない」なんですが、「探偵役が混乱する出来事」の原因が、あるイミ一緒なんですよ。
…まぁ、実行してるのが犯人かそうでない(厳密には違うと言い切れないが)かの違いはありますが、「どうして論理的でなくなったのか」の解釈は一緒でした。
「○○だからその理由がわからない。わかんないけどやっちゃえ!」って感じ?(あまりにも乱暴な解釈)
同じようなネタを使っても、書き手が違えば違ったものができる。
私にはそう感じました。どっちが悪いとかではなく。
(それ以前に、この2冊が似てるなんて話、少なくとも私は聞いた事ない)
で、3、4冊目は一般の評価と似てるかな。3冊目の犯人指摘場面は結構好きでした。その結果はいただけないですが。

 

さて、読む本がまたなくなってしまいました。
どっかからなんか探してこないとな。

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